6月7日、いずみ野駅で神奈川県警察と合同
お客さまのさらなる安全対策を再確認
相鉄グループの相模鉄道㈱(本社・横浜市西区、社長・千原 広司)では、6月7日に相鉄いずみ野線 いずみ野駅(横浜市泉区)にて、神奈川県警察本部や泉警察署と合同で「粗暴犯対応訓練」(以下、同訓練)を実施しました。
近年、列車内や駅構内での刺傷事件の発生など、鉄道をご利用いただくお客さまの安全確保が喫緊の課題となっており、昨年からこれまで実施していた「テロ対策訓練」を「粗暴犯対応訓練」として訓練内容を変更して実施しています。
同訓練では、「いずみ野駅を出発直後に、列車内で不審者が刃物を振り回している」という想定のもと、約70人(相模鉄道:約60人、神奈川県警察本部・泉警察署:約10人)が参加し、粗暴行為が発生した際の駅係員および乗務員の対応や運輸司令所・警察への通報などの連携確認、列車内からお客さまの避難誘導などを実施。訓練終了後には、神奈川県警より、各駅に配備された防護用具の有効な使用方法について指導を受けました。なお、同訓練では初めて、ホームドアと車両の位置をずらして停車させることで、他社における過去事案での課題などを洗い出しました。
相模鉄道では、同訓練以外にも、各部署における日々の業務訓練や業務研究会をはじめ、警察・消防本部が参加し毎年実施している「異常時総合訓練」、相互直通運転を行っている東急電鉄㈱との共同による「羽沢トンネル内避難誘導訓練」なども実施しています。今後も、相鉄線をご利用いただくお客さまが、より安全にご利用いただけるよう、一丸となって取り組んでまいります。
「粗暴犯対応訓練」の概要
1.名称
粗暴犯対応訓練
2.日時
2023年6月7日 9時50分~11時40分
3.場所
相鉄いずみ野線 いずみ野駅
4.参加人員
約70人〔相模鉄道㈱、神奈川県警察本部、神奈川県警察泉警察署〕
5.使用車両
21000系
6.想定事象
相鉄いずみ野線 いずみ野駅出発直後の列車内において、不審者が刃物を振り回している事件が発生。乗務員は状況を判断し、運輸司令に報告。報告を受けた運輸司令は、いずみ野駅副駅長に対し、対応を指示。運輸司令より指示を受けたいずみ野駅副駅長は、警察への通報および乗務員と協力してお客さまの避難誘導を行う。
7.主な訓練内容
①初動対応・通報訓練
②避難誘導訓練
③犯人確保訓練
④情報共有訓練
②避難誘導訓練
③犯人確保訓練
④情報共有訓練