プレスリリース

麗澤中学・高校、中高生向け危機管理特別講演会を実施 一般社団法人スクールポリス理事 佐々木成三氏を特別講師に招聘

 麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井 讓)は、在籍する全校生徒を対象に、中高生自らの犯罪に対するリスクマネジメント意識を醸成することを目的に、元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課でデジタル捜査班の班長として数多くの実績を挙げてこられ、一般社団法人スクールポリス(埼玉県さいたま市/代表理事:佐々木雄希)の理事である佐々木成三(ささき なるみ)氏を特別講師に招聘し、「中高生向け危機管理の特別講演会」を実施します。

 この特別講演会は、中学3年生と高校3年生は対面形式で行われ、中学1~2年生、高校1~2年生は各ホームルーム教室でオンライン形式で参加します。また、佐々木氏による講演内容は、中高生共通に扱うトピックスと中高生別に設定されたトピックスがあり、より身近に生徒が自分事として捉えることのできるよう、工夫がなされています。

 近年は情報のデジタル化が急速に進み、将来に何が起こるかわからない予測不能なVUCA時代と呼ばれています。インターネットやSNSの普及によって、少しの誤った使い方が炎上や個人情報の漏洩につながったりすることも珍しくはありません。また、インターネットやSNSの誤った使い方によって、簡単に犯罪に巻き込まれてしまうこともあります。このように、デジタル化が進むにつれ、適切な犯罪リスクマネジメントが大人のみならず、中高生自身にも求められるようになっています。今回の特別講演会の実現で、佐々木氏が埼玉県警察にご在職されているときに、実際に目の当たりにした事件や事例を交えてご講演いただくことにより、中高生にとって犯罪をより身近に感じることができ、自分たちにとって必要な意識・対策とは何かを考える大きなきっかけになることが見込まれます。

 本校では、キャリア教育の一環として、社会の第一線で活躍する社会人を講師として招聘し、講演会を行うことで生徒が様々なことにアンテナを張り、将来の社会で即戦力として活躍できる人材となれるような機会を提供しています。今後も生徒がより多く、社会人の生の声に触れ、知見を拡げるきっかけを提供できるよう、努力を続けてまいります。今回の特別講演会の概要は以下をご確認ください。

【中高生向け危機管理特別講演会概要】

■対象者:中高全校生徒 1,195名
■日 程:2023年6月22日(木)
     中学生対象:14:35~15:20、高校生対象:15:40~16:25
■方 法:対面とオンラインのハイブリッド形式
■場 所:麗澤中学・高等学校 階段教室並びに各ホームルーム教室
■内 容:SNSの危険性、中高生が関係する刑事事件、最新の事件トピックス、他
■講 師:佐々木 成三(ささき なるみ)氏
     (一般社団法人スクールポリス理事、元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課刑事、テレビコメンテーター)

◇講師プロフィール:1995年から2017年までの22年間、埼玉県警察で勤務され、数多くの実績を挙げられました。2017年に「事件を取り締まるのではなく、犯罪を生まない環境を作りたい」という思いから埼玉県警察を退職され、現在では学生を犯罪リスクから守ることを目的に設立された「一般社団法人スクールポリス」の理事を務め、学校や企業での講演、テレビのコメンテーターなど、幅広くご活躍されています。


佐々木 成三氏(一般社団法人スクールポリス理事、元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課刑事、テレビコメンテーター)
佐々木 成三氏(一般社団法人スクールポリス理事、元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課刑事、テレビコメンテーター)

【麗澤中学・高等学校について】

 麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。