株式会社OnLine(所在地:福岡市中央区、代表取締役:白石 慶次)は2023年6月1日より九州産業大学商学部聞間研究室と産学連携プロジェクトを開始いたします。
■ビジネス力を可視化するためのアセスメントツール開発
2022年に総務省が発表した社会生活基本調査によると、有業者の「学習・自己啓発・訓練」は1週間で平均7分であることが分かっています。これは世界的に見ても低水準であることは明らかであり、教育課程を卒業し就職するまでがゴールになり、勉強をしなくていいという古い風習が原因だと言われています。
しかし、AIが進化し続け、VUCA時代に向かう今、主体的に学びにいく個人になる必要があります。
個人や企業の共同課題として、個人は企業から求められる力を身につけ、企業はミスマッチの少ない人材確保に注力しなければならないということです。その中で、学力だけでなく、目に見えない非言語によるコミュニケーション力、目標達成の力、チームマネジメントなど、ビジネスパーソンにとって必要な能力を高めることにより個人の就職と企業の人材育成・採用が課題を解決する鍵になると考えられます。
しかし、身に付けるといっても、これらの能力は数値化の難しい見えない能力であるため自分がどれだけその能力を保持しているか知ることができません。そこで、アセスメントツールを通して、より自分の能力を客観的に認識することで、どの分野に強みがあるのか、また不足している能力を伸ばすことに注力できるようになります。
■アセスメントツールの詳細
<特徴>
・4つの分野、7項目にわけてビジネスパーソンのビジネス力を測定
・自分の長所・短所を可視化
・当社と九州産業大学商学部聞間研究室により、ビジネス、経営での知見とを統計的に測定し、診断結果によって、当社からの目標達成に向かうアドバイス付き
アセスメントツールのアドバイスは、九州産業大学商学部教授 聞間 理氏が担当、統計のアドバイスは、九州産業大学基礎教育センター講師 中世古 貴彦氏が担当。
■株式会社OnLineについて
「リカレント教育をスタンダードにし、教育格差の解消に挑む」をミッションとし当社が運営するビジネススクールでは主にコーチング、セールスコミュニケーション、目標達成の技術を提供し、短期間でビジネス力をあげて、どこでも通用するビジネスパーソンを輩出します。講座内では、目標達成能力、コミュニケーション能力や問題解決能力などいわゆる『非認知能力』と言われる能力が総じて高まっていることを背景に、2022年には太宰府市立学業院中学校で「仕事」をテーマとした進路学習のサポートも実施している。
■九州産業大学・商学部・聞間研究室について
九州産業大学:文系・理学系・工学系・芸術系の9学部21学科、
大学院5研究科/博士前期課程6専攻・博士後期課程5専攻を
設置する総合大学。
商学部 :「九州・アジアの地域社会・行政・企業を対象とした
実践的な学び」を通じて、次代の産業界をリードする
人材の養成を目的とした学部。
聞間研究室 :経営学を専門に個を活かす組織について研究