パワーマットは、OEMが産業用およびその他の中電力アプリケーション向けにケーブル不要のワイヤレス給電システムをより手頃な価格で開発できるように、次世代600W ワイヤレス給電プラットフォームを開発しました。 OEMのシステムコストを下げるために、独自のライセンスモデルと、量産準備ができている最適化されたリファレンス設計の2つを提供します。PMT350ライセンスで提供される100ドル未満のリファレンス設計には、OEMの設備投資を10分の1に低減でき、eBOM、回路図、統合サポート、システムの事前認証などすべて製品ファイルが含まれています。
「インダストリー4.0向けに設計開発された業界初の手頃な価格のワイヤレス給電システムの提供は、導入コストが高い、堅牢な産業用システムにとって、大きな変革をもたらします」と、パワーマット社CEOのクフィール・アブハツィラ(Kfir Abuhatzira)氏は述べています。「産業機器は頻繁に振動したり移動したりするため、このような環境で破損したり外れたりする可能性がある充電ケーブルをワイヤレス給電技術に置き換えることで、メンテナンスとケーブル充電の両方にかかる高価なダウンタイムがなくなり、総所有コストも削減可能です。」
新しい高性能PMT350 プラットフォームは、最大58Vの入出力電圧と最大12.5Aの電流で、合計600Wの電力を供給します。低電力アプリケーションでも動作し、600W以上を必要とするアプリケーション向けに複数のモジュール構成もできます。
パワーマット社のSmartInductiveワイヤレス給電技術は、最大限の手頃な価格を実現するためにCOTSハードウェアに実装された組み込みソフトウェアを備えています。送電器Txは、エネルギーを受電器Rxにワイヤレスで送電し、受電器がエネルギーを電力に変換して、デバイスに直接電力を供給し、バッテリーを充電します。SmartInductiveは、短距離の誘導/共振のハイブリッド型ワイヤレス給電技術の長所を組み合わせて、正確な配置制限を排除し、最大8インチ(約20cm)までのTx送電コイルとRx受電コイル間の位置合わせの自由度を提供します。SmartInductiveは、8インチの壁や窓を貫通でき、電力伝送に加えコイル間でデータを伝送してエッジデバイスを制御することもできます。
パワーマットの既存40W、200W、および 300Wプラットフォームの導入済事例には、次のものがあります。
•スマートフォン向けワイヤレス充電器を28車種に搭載。
•ピボタルコムウェア社と開発したEcho 5Gなどの5G中継器導入を容易にする、壁越し/窓越しワイヤレス充電。 ワイヤレス充電器は、家屋や建物内部に接続され、5Gシステムは屋外に接続、消費者向けにシンプルな充電器を開発。設置システムにより、高価な技術者訪問と壁貫通ケーブル配線工事が不要になった。
•充電ケーブルを不要とし、正確なドッキング要件を実現する掃除機やプール用掃除機などの自律型家庭用ロボット。パワーマット技術(近日発表予定)により、新しいプール清掃ロボットの水中充電が可能になる。
パワーキャスト社(Powercast:展示ブース番号#840)は、最近発表された両社のパートナーシップに基づき、パワーマットの新しいPMT350 600Wプラットフォームを使用した中出力ワイヤレス給電システムの製品化を希望されるお客様をサポートします。 両社は、今週米国カリフォルニア州サンタクララで開催される Sensors Converge会場で、ワイヤレス給電の全スペクトルをカバーするワンストップショップを構築する提携について話し合う予定です。
■Powermat Technologies(パワーマット社)について
URL: https://powermat.com (本国サイト)
URL: https://powermat.japan21.co.jp (日本語サイト)
■ジャパン・トゥエンティワン株式会社について
URL: https://www.japan21.co.jp
ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京都渋谷区神宮前6-19-13
TEL: 03-6775-7450
Email: powermat@japan21.co.jp
URL: https://www.japan21.co.jp
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。