プレスリリース

日本茶ひとすじ六十余年、有機栽培茶「大地と水のお茶」全3種類を販売開始

「日本茶ひとすじ六十余年」株式会社山城物産(本社:大阪市西区、代表取締役:岡本 志津代)は、より安心・安全な製品を求める消費者の声に応えて、化学肥料や農薬に頼ることなく自然の水と土で育てられた有機栽培茶「大地と水のお茶」全3種類を2023年7月12日より全国のスーパーマーケット、及び当社ECサイトにて販売開始いたします。

大地と水のお茶 全3種類

当社ECサイト: https://ocha-yamashiro.com/

長い時間太陽の光を浴びて育った有機茶葉は、茶葉本来の自然な味わいを感じることが出来ます。また、環境面にも配慮、ティーバッグの素材は、微生物によって分解され自然に還る生分解性バイオマスプラを採用。パッケージは日本茶商品では珍しい白基調のナチュラル&シンプルな北欧調デザインを採用、オーガニックに関心の高い女性にアピール。

「大地と水のお茶」は、健康・安心・安全・環境問題などに、関心を持つ方におすすめしたいお茶です。

「有機抹茶入り緑茶」、「有機抹茶入り玄米茶」、「有機ほうじ茶」の3種類展開となります。

●大地と水のお茶「有機抹茶入り緑茶」

内容量 :2gx25袋入り/本体価格:500円(税込540円)

●大地と水のお茶「有機抹茶入り玄米茶」

内容量 :2.5gx25袋入り/本体価格:500円(税込540円)

●大地と水のお茶「有機ほうじ茶」

内容量:2.5gx25袋入り/本体価格:500円(税込540円)

熟練茶師による監修

【商品開発のきっかけ】

近年、日本茶の市場においては、おいしさだけでなく、より安心・安全な製品を求める声が大きくなっています。そのような消費者の声に応えて、化学肥料や農薬に頼ることなく、茶葉本来の自然な味わいを大切にした商品づくりを目指し、有機栽培で育てられた茶葉をティーバッグ化しました。

【商品特徴】

●有機原料のみ使用

緑茶、ほうじ茶の茶葉はもちろん、抹茶煎茶の抹茶、抹茶玄米茶の抹茶及び入り米も、有機抹茶、有機米を使用。すべての原料において、有機素材を使用した、有機JAS※認定商品です。

有機抹茶入り緑茶

有機JAS認定商品

●個人ユース、少量需要に対応

近年、家庭内であっても個々に好きなものを選択する傾向や、高齢世帯の増加により、従来のような、急須ややかんでお茶をたくさん沸かす、といった需要は減りつつあります。いいものを少しずつ飲みたいという意見や、マイボトルでの使用も考慮し、ティーバッグを個人ユースに最適な2g~2.5gの規格(お湯250ml~500ml用)としました。

●環境面にも配慮

いま世界では回収されたプラスチックごみの約80%が埋め立てや自然界(海洋等)へ投棄されています。

大地と水のお茶は、ティーバッグ素材に生分解性バイオマスプラを採用。この素材は微生物の働きにより、分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭素と水となって自然界へと循環していく性質を持っています。

※有機JAS:農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず自然界の力で生産された食品として適合した生産が行われていることを、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。「有機JASマーク」がない食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称や紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。

<開発者の声>

かねてより、「有機のお茶はおいしくない」と言われていました。化学肥料及び化学農薬の併用でお茶を作るのは、ある意味お茶に栄養を与え美味しいお茶を作る為には必要なことです。

しかし今や生産者様の努力と創意工夫により、有機栽培でも美味しいお茶がつくられるようになり、市場にも有機製品のリーフ茶が増えてきました。とはいえ急須がないご家庭も多く、リーフ茶ではなく利便性を重視したティーバッグ形態の商品が求められています。ティーバッグ製品は、機械で大量生産しコストを抑える必要がありますが、そもそも有機栽培茶は生産量が少なく、安定した量の原料の確保が難しいことから、大量生産が難しい有機ティーバッグの製品が市場に少ないのが現状でした。だからこそ出来るだけ自然なお茶の渋味や香りを手軽に味わって頂ける有機ティーバッグ製品を皆さまにお届けしたいと思い、開発を進めました。

自社工場において2022年にISO 22000認証を取得、2023年には新たに製造設備を導入し、ティーバッグの少量生産にも対応できる体制を整え、今回の製品化が可能となりました。

化学肥料や化学農薬に頼ることなく自然の土と水からじっくり丁寧に育まれたお茶です。ただ、それだけでは他の有機のお茶との差別化は出来ません。お客様の目に留まる為には、パッケージデザインも需要です。これまでとは異なるテイストを取り入れ、日本茶業界では珍しい白基調のナチュラル&シンプルな北欧調カラーとしました。小さな芽がでる大きな台地は土の茶色と水の色を何重にも重ねその力で芽が出ているイメージを表現しています。

代表 岡本 志津代

ISO 22000認証取得工場で製造

【株式会社山城物産について】

山城物産の創業は1960年。創業以来「日本茶のふるさと」山城地域の宇治茶の名産地・京都府和束町にある工場で、上質なお茶をつくり続けています。創業者である辻 重行は、長い伝統を持つお茶業界では新規参入だったこともあり、斬新なアイデアや企画で業界の常識に挑み続けました。

紙包装が一般的だったお茶業界でポリエチレンによるビニール包装を採用したのも山城物産が初めて。新鮮な香りを閉じ込めて品質の保持と衛生面の向上をはかったのです。

山城物産が何よりも大切にしているのは、家庭で上質なお茶を気軽に楽しんでいただくこと。そして、ほっとするやすらぎの時間をつくること。暮らしのスタイルが変化する現代でも、その時代に合わせた新しいお茶の楽しみ方をこれからも伝えていきます。

【会社概要】

社名    : 株式会社山城物産

本社所在地 : 大阪市西区南堀江4-24-6

営業所所在地: 東大阪市長田中5-3-11

工場所在地 : 京都府相楽郡和束町杣田28-1

代表取締役 : 岡本 志津代

事業内容  : 茶の製造・卸

創業    : 1960年2月1日

法人設立  : 1971年2月25日

HP     : https://ocha-yamashiro.com/