株式会社MOGU(本社・さいたま市桜区、代表取締役・伊藤 大介)は、3~6人で遊べるカードゲーム『てか、ただのゆるい日常じゃないですか!』を2023年7月15日に発売します。
詳細URL: https://mogusdgs.com/tekayuru
【『てか、ただのゆるい日常じゃないですか!』とは】
なんかゆるい。けど、らしさを感じる。独自の世界観が広がるイラストレーションを手がけるアーティストがいます。名前は、空叶論(くうとろん)。大分県在住で、精神障がい、統合失調症です。
作品の心地よいルーズさと、愛すべきヒューマニティーに満ちた世界観は、空叶論さんにとってはきっと「ただのゆるい日常」。でも、作品群は私たちに多くを語りかけてきます。
空叶論さんの世界観をカードゲームにしました。その名も『てか、ただのゆるい日常じゃないですか!』です。
作品の原題を手がかりに、描かれた不思議なキャラクターの能力(スキル)と背景(ストーリー)に想像を膨らませ、理解し解釈してゲームに組み立てました。それは、芸術作品を味わう作業でした。
時計を手にした牛のイラスト。このカードは「カチコチウシ」です。
原題の「時をかける仔牛」から、くしゃみをするたびに時間が巻き戻ってしまうスキルを持っているというストーリーを想像しました。花粉症の季節になると若返り、歳をとれない悲しき運命かも。
カチコチウシのカードには、時間が巻き戻り「手番が逆回り」になるというスキルがあります。ゲームは、それぞれのカードに描かれたキャラクターのスキルを上手に使って、相手のカードを推理し勝敗を決めます。
【アートに「障がい者の」はいらないかも、というチャレンジ】
私たちは、障がい者の才能から生まれる芸術作品をビジネスに活用し、障がい者の利益につなげようと取り組んでいます。障がい者作家に使用料を支払い、例えば作品を広報誌などの表紙に使う、企業や団体などのノベルティーアイテムに活用するなどの事業です。
SDGs(国連の持続可能な開発目標)や、ESG投資(環境や人権などへの配慮を評価に加えた投資)がいわれるなかで、作品の活用は「社会貢献」「福祉のため」になります。一方、作品が社会で活用されることは、作家の励みにもなっています。
ただ、作品と社会をつないできた私たちには、どこか一方通行の歯がゆさがありました。それは「福祉のため」という意識です。「身体や心に病気や障がいがあるからこその表現や世界観の価値を、シンプルに事業化してみよう。」と考え、ゲームの開発は、空叶論さんの作品を「売れる芸術」としてとらえることから始まりました。
アートに「障がい者の」は、いらないのかもしれません。このゲームを通して、多くの人に作品を知ってもらい、その価値が正しく評価されれば、対等なパートナーとしての事業活動になるでしょう。
芸術や文化をシンプルに楽しむ社会へ、理解を広げたいと考えています。
【勝てる相手を探しだせ!遊び方の紹介 】
(1) 手持ちのカードは3枚。残りは山札として伏せておきます。
(2) 順番を決めてゲームスタート。山札を1枚引いて、手持ちカードを場に捨てます。
(3) 捨てたカードに書かれた「指示(スキル)」に従います。
(4) スキルを上手に使って、誰がどんなカードを持っているのか推理します。
(5) 勝負を決める黒枠カードは3種類(リーゼントポリス、かねもち音楽家、どろぼー)。ポリスはどろぼーに強く音楽家に弱い、音楽家はポリスに強くどろぼーに弱い、どろぼーは音楽家に強くポリスに弱い、という関係です。
(6) 同じ種類の黒枠カードが2枚揃ったら、スキル発動!自分よりも弱い相手に勝負を挑みます。スキルが成功すれば、あなたが勝者です。
【商品概要】
◎製品名 : てか、ただのゆるい日常じゃないですか!
◎希望小売価格 : 税抜1,300円(税込1,430円)
◎プレイ人数 : 3~6人
◎プレイ時間 : 10分程度
◎対象年齢 : 10歳以上
◎内容物 : 全48枚
(黒枠カード3種×4枚、希少スキルカード4種×1枚、
スキルカード5種×4枚、スキルカード3種×2枚、
スキルカード1種×6枚)
◎イラスト : 空叶論(くうとろん)
◎ゲームデザイン: 株式会社MOGU
◎公式サイト : https://mogusdgs.com/tekayuru
■会社概要
商号 : 株式会社MOGU
代表者 : 代表取締役 伊藤 大介
所在地 : 〒338-0832 埼玉県さいたま市桜区西堀2-21-4
事業内容: 企画・デザイン
URL : https://mogusdgs.com