プレスリリース

コンピューテックス、新製品「オンボード・フラッシュメモリ・プログラマFP-40」を発売

株式会社コンピューテックス(代表取締役:今西 宏次、本社所在地:京都府京都市東山区、以下 コンピューテックス)は、フラッシュメモリ書き込み装置の新製品「オンボード・フラッシュメモリ・プログラマFP-40」を、2023年7月1日より販売開始しました。現行製品のFP-10は2023年9月に販売終了となり、FP-40はその上位互換機種の位置付けとなります。FP-10は10年間で累計5000台の販売実績がありますが、FP-40は海外への販売も見据えた製品として年間1,000台の販売を目標にしています。

生産システムからフィールドメンテナンスまでカバーするFP-40

■製品概要

FP-40は生産現場で組込み製品のプログラムをフラッシュメモリに書き込むために使用される装置です。ボタン操作一つで高速に書き込みができるため、生産時の作業ミスを軽減し、時間当たりの生産台数を増やすことができます。

FP-40は生産現場でのフラッシュメモリ書き込みを主な利用方法と位置付けていますが、手のひらサイズの機動性を生かして、住宅設備機器やモビリティなどのプログラムをアップデートするような、フィールドメンテナンスでの利用も想定しています。また、外部の装置から制御できる仕組みを用意していますので、FP-40を生産システムに組込んで自動検査装置に発展させることも可能です。

現行機種のFP-10は書き込み対象の製品との接続がJTAG/SWD/LINでしたが、FP-40はそれに加えてUARTをサポートしており、お客様の要望に応じて様々な接続に対応できる柔軟な構造になっています。また、ホームページにFP-40への対応リクエストフォームを用意しており、未対応のデバイスや、Cortex-M以外のデバイス、外部フラッシュメモリなど、様々なデバイスへの対応要望を受け付けています。

FP-40はハードウェアとソフトウェアの両方を自社で開発しているため、サポートの面でも迅速で的確な対応が可能です。サポート費は無料、ライセンス費も不要で、永続的に使用できます。さらに、4万円のアップグレード費で、ご購入後に新たに対応された全てのCPUを追加することも可能です。

手のひらサイズのFP-40

FP-40 接続イメージ

■特長

●本体のボタン操作一つでフラッシュメモリに書き込み可能

●パソコンなしで書き込みが可能

●デバイスごとの最適化により高速書き込みを実現(速度:~400KB/S)

●はっきり見やすい有機ELディスプレイ搭載で書き込み状況と結果を表示

 (2色のLEDとブザー音でも書き込み結果を報告)

●モバイルバッテリーで動作可能、フィールドメンテナンスにも最適

●日本語と英語に対応し、海外の製造拠点でも使用可能

●約4000種のデバイスに対応

●未対応のデバイスでもホームページから対応リクエストが可能

●書き込み後のフラッシュメモリのプロテクト/セキュリティ処理も可能

●FP-40からボードに電源を供給できるため、ボードに電源を接続しなくても書き込みが可能

●完全自社開発のため迅速で的確なサポート

●生産システムに組込むための仕様を公開

■価格

FP-40本体価格:107,800円(税込み)

■ホームページ

https://www.computex.co.jp/products/fp_40/index.htm

■会社概要

商号  : 株式会社コンピューテックス

本社  : 京都府京都市東山区五条橋東4丁目432-13

代表者 : 代表取締役 今西 宏次

設立  : 1989年8月

事業内容: 組込みシステムの開発ツールやフラッシュ・プログラマを中心とした

      自社ブランドのソフトウェア、ハードウェアの企画、開発、製造、販売

URL   : https://www.computex.co.jp/