株式会社SHUHARI(本社:埼玉県志木市本町5-8-5)は、書籍『地域を変える施設になる 児童発達支援 実践の教科書』(株式会社SHUHARI代表:中村敏也/著)を2023年6月29日から、全国の書店・Amazon・楽天ブックスなどで販売開始しました。本書は、療育の質向上や人材育成など児童発達支援事業を運営するにあたり必要なことを実際の事例を交えながら紹介しています。
URL: https://www.shuhari.biz/
厚生労働省の『障害児通所支援の在り方に関する検討会報告書』によると、児童発達支援の利用児童数は、子どもの出生数は減少傾向にあるなかで、平成26年度に比べて令和元年度で約3.3倍と増加しています。
それにともない、児童発達支援は8,298箇所(令和3年5月時点で、平成24年比の4.5倍)へ、放課後等デイサービスは16,718箇所(令和3年5月時点、平成24年比の6.5倍)と、事業所数も増加しているという結果でした。
ただし、これらの事業所は、障害児通所支援として求められる適切な運営や、支援の質の確保が常に課題とされているのです。
株式会社SHUHARI、元気キッズグループは、2004年の保育園からはじまり、2023年現在では児童発達支援事業など10の事業26の施設を運営しています。
本書では元気キッズグループ運営のなかで、著者や職員の経験をもとに、児童発達支援事業を運営するにあたって必要なことについて解説。インクルーシブな社会を実現する「社会性」、事業が成り立つための「事業性」を両立させるための具体的なノウハウを掲載しています。
2冊の書籍を刊行している著者のもとには、児童発達支援事業や、放課後等デイサービスを立ち上げたいという人たち、保育園、幼稚園の先生たちから、「もっと深く発達に課題がある子どもたちに関わっていきたい」と、児童発達支援を検討される法人からの問い合わせが多くなっているのです。児童発達支援は、本当に地域に必要な事業です。一方で、どう始めていいかわからないという方のために、わたしたちが経験した多くの失敗と、そのたびにチームで考え抜いて培ってきたノウハウ、いま伝えられることを惜しみなくすべて詰め込んでいます。
【著者紹介】
中村敏也(なかむら・としや)
株式会社SHUHARI代表取締役
一般社団法人全国介護事業者連盟 福祉事業部会 役員
新座市子ども子育て会議委員
朝霞市自立支援協議会委員
1977年、埼玉県朝霞市生まれ。埼玉県立川越高校、明治大学経営学部卒業後、大手通販会社へ就職。
従兄に子どもが生まれたことをきっかけに、「保育園に入りたくても入れない」という待機児童問題に驚き、保育学や児童発達支援について学ぶ。2004年9月、埼玉県志木市にて「保育園元気キッズ志木園」を開園。
以後地域のニーズに対応しながら小規模保育事業、認可保育所、病児保育、学童保育、児童発達支援事業、保育所等訪問支援事業、相談支援事業を展開。2023年現在で、地域に根ざした福祉事業所を26施設運営している。
「日本教育新聞」「埼玉新聞」「保育雑誌月刊ひろば」など、多数のメディアで保育士の離職率の低さについて取り上げられる。
「プレジデントオンライン」をはじめ、教育情報メディア「リセマム」にも記事やコラムを寄稿するほか、「コドモン」「保育博」地方自治体などから、インクルーシブな保育環境についての講演依頼を多数受ける。
趣味はファミリーキャンプ、フットサル。古典からビジネス書、ライトノベルまで守備範囲の広い無類の読書好きでもある。
著書に『保育・療育で地域オンリー1になる 保育園運営の教科書』
『発達障がい、グレーゾーン… 発達が気になる子どもへの関わり方を教えてください!』(かざひの文庫)がある。
【書籍情報】
書名 : 『地域を変える施設になる 児童発達支援実践の教科書』
著者 : 中村敏也(なかむら・としや)
定価 : 1,650円(税込)
発売日 : 2023年6月29日
出版社 : かざひの文庫
ページ数: 248ページ
販売先 : https://amzn.asia/d/c7tlVEs
【本書の内容】
目次
1章 いま、児童発達支援事業が注目されている理由
2章 なぜ、児童発達支援事業はうまくいかないのか?
3章 療育の質を高めるために
4章 児童発達支援は人ありき
5章 療育のプロが育つマネジメント
6章 施設の稼働率を最大にするには?
7章 児童発達支援の現場でつまずきやすいことQ&A