プレスリリース

国立能楽堂の開場40周年記念公演の主催公演情報

国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)の9月主催公演が下記の通り上演されます。昭和58年に開場した国立能楽堂が、9月に40周年を迎えることを記念した公演です。現代能楽界を代表する演者による能と狂言の名作の数々をご覧いただきます。

開場40周年記念公演 狂言の会 末広かり・鬮罪人・獅子聟 / 2023年9月22日 (金)
開場40周年記念公演 芭蕉・文蔵・望月 / 2023年9月30日 (土)

チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月10日(木)10:00より発売開始です。

開場40周年記念公演 狂言の会 末広かり・鬮罪人・獅子聟
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=73869&

開場40周年記念公演 芭蕉・文蔵・望月
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=73868&

開場40周年記念公演 狂言の会 末広かり・鬮罪人・獅子聟

公演日時:2023年9月22日 (金) 16:30 開場/17:30 開演

狂言の会

狂言 『末広かり』(すえひろがり) 善竹十郎(大蔵流)
主人に「末広かり」を買ってこいと命じられた太郎冠者。末広かりが何かわからないまま都にやってきた太郎冠者はすっぱにだまされ…。

狂言 『鬮罪人』 (くじざいにん) 三宅右近(和泉流)
今年の祇園会で出す町衆たちの山鉾で、地獄の鬼と責められる罪人を演じることになります。くじ引きで配役を決めると思いもよらぬ組み合わせに…。  

狂言 『獅子聟』(ししむこ) 山本東次郎(大蔵流・人間国宝)
聟入りもつつがなく進み盃事も済むと、聟は舅の所望で、その勇気を試し悪魔を払うという獅子を舞います。謡・舞ありの祝言風俗に獅子の趣向を加えた、大蔵流山本東次郎家の番外曲です。類曲に和泉流の「越後聟」があります。

*字幕あり(日本語・英語)

■チケット料金
正  面:6,800円
脇正面:5,700円(学生4,000円)
中正面:4,700円(学生3,300円)
(全席指定・税込)

【公式ホームページ】
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2023/9-402.html?lan=j

開場40周年記念公演 芭蕉・文蔵・望月

公演日時:2023年9月30日 (土) 12:00 開場/13:00 開演

能  『芭蕉』(ばしょう) 観世恭秀(観世流)
女性の姿をした芭蕉の精が、草木ながらも成仏を願い、現れます。夏に巨大な葉を広げ冬には枯れ果ててしまう美しくもはかない芭蕉葉、そのイメージを、世の無常・仏教哲理と重ね合わせた、金春禅竹作、深遠な世界観を持つ能です。

狂言 『文蔵』(ぶんぞう) 茂山千五郎(大蔵流)
都でごちそうになった美味しい食べ物の名前を忘れてしまった太郎冠者。その名が『源平盛衰記』の石橋山合戦の場面に出てくるというので、主人が語って思い出させようとします。主人の所作を交えた語りの独演が見所です。


『望月』武田孝史 撮影=工房円
『望月』武田孝史 撮影=工房円
能  『望月』(もちづき) 武田孝史(宝生流)
小沢刑部友房は、主の安田庄司友治が殺害されて以来、宿屋の亭主に身をやつしています。ある日、偶然にも友治の妻と子の花若が宿泊し、再会を喜ぶところに敵の望月秋長も宿泊します。母子は盲御前の姿に扮して望月に近づき、友房は獅子舞を舞ってすきをうかがい、見事仇討を果たします。勇壮かつきらびやかな獅子舞が見る者を魅了します。

*字幕あり(日本語・英語)

■チケット料金
正  面:9,500円
脇正面:7,500円(学生5,300円)
中正面:6,500円(学生4,600円)
(全席指定・税込)

【公式ホームページ】
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2023/9-403.html?lan=j