プレスリリース

茨城県日立市、医療環境整備のため2つの支援制度を創設

茨城県日立市(市長:小川春樹)は、身近な医療機関を安心して受診できる医療環境の整備を図るため、市内の医療機関(医科)を対象とする2つの支援制度を創設することを7月の定例記者会見で発表しました。

オンライン診療設備整備事業 ※県内初

市内の医療現場におけるデジタル化を推進し、通院負担の軽減など市民の利便性の向上を図るとともに、感染症がまん延する状況下においても市民が安全に安心して医療を受けられる環境整備を促進します。

【補助対象者】
市内に所在し、市税の滞納がないなどの要件を満たす医療機関
【補助対象経費】
①オンライン診療システムの導入に係る初期整備費用
②オンライン診療を実施するために使用する情報通信機器等の購入費用
【補助金額】
1医療機関につき50万円を上限とし、実費を補助

診療所開業等奨励事業 ※全診療科対象の補助は県内初

市内における診療所の新規開業の促進及び既存診療所の継続を図ることにより、市民が身近な診療所で安心して受診できる医療提供体制を確保します。

【補助対象者】
市内診療所(医科)の開設者
【補助の区分及び金額】
①新規事業      500万円
②新築・建替え    500万円
③承継        200万円
④常勤医師の増員確保 200万円