プレスリリース

大和文化会の公開講座で阪南大学教授と講談師、刀匠が登壇

 近鉄グループホールディングス株式会社の文化事業である「大和文化会」では、2023年11月18日(土)に公開講座を銀座ブロッサム中央会館(東京都中央区銀座)で開催します。

 第一部では、阪南大学教授の来村多加史先生を講師にお招きし、「蛇行剣から在銘刀剣へ-富雄丸山古墳の発掘につけて-」という演題でご講演いただきます。第二部では、講談師の神田伯山先生による講談をお届けします。さらに刀匠の河内國平先生をお招きし、第一部で来村多加史先生、第二部では神田伯山先生と刀をテーマにそれぞれ対談していただきます。

 詳細は別紙をご覧ください。

阪南大学教授 来村 多加史 先生

講談師 神田 伯山 先生

刀匠 河内 國平 先生

■大和文化会について

 「大和文化会」は、近鉄グループホールディングス株式会社が運営する文化事業で、奈良大和路の歴史・文化を紹介することを目的に、年度会員制の文化講座を首都圏で開催しています。1940年、近畿日本鉄道株式会社の前身である大阪電気軌道株式会社および参宮急行電鉄株式会社両社の東京出張所(現、東京支社)が、大和の歴史地理を勉強する「通俗地理歴史會」を発足させ、1947年、名称を「大和文化会」に改称、現在に至ります。なお、2021年度から新型コロナウイルス感染症の影響で年度会員募集を停止しておりましたが、2023年度より募集を再開しております。

           

別 紙

【大和文化会 公開講座】

1.開催日時

  2023年11月18日(土)12時40分~15時40分(開場12時00分)

2.開催場所

  銀座ブロッサム 中央会館(東京都中央区銀座2―15―6)

3.内 容  

(1)第一部 

   講演 12時40分~13時40分

      「蛇行剣から在銘刀剣へ-富雄丸山古墳の発掘につけて-」

             阪南大学教授 来村 多加史先生

   対談 13時40分~14時10分

       刀匠 河内 國平先生×来村 多加史先生

(2)第二部  

   講談 14時30分~15時10分

       講談師 神田 伯山先生

   対談 15時10分~15時40分

       刀匠 河内 國平先生×神田 伯山先生

4.募集人員

  900名(申込先着順)

5.参加費 

  お一人様3,000円(税込) 

   ※参加費の払い戻しはいたしませんので、予めご了承ください。

6.応募方法

下記宛まで電話にてお申込み下さい。その後、郵便払込取扱票をお送りいたしますので、参加費をご入金ください。入金確認後、入場券をお送りいたします。(振替手数料はご負担願います)

7.電話申込締切日

  2023年10月13日(金)17時30分まで

  ※定員になり次第、締め切らせていただきますので予めご了承ください。

  ※電話申込後にお送りする郵便払込取扱票での入金締切日は10月20日(金)となっております。

8.お客様お問合せ先   

  近鉄グループホールディングス株式会社 東京支社「大和文化会」事務局

  TEL:03―3212―2051(平日9時30分~17時30分)

9.その他    

   都合により講師、演題、講演時間の変更がある場合があります。

 

《来村 多加史先生プロフィール》

関西大学大学院博士課程修了。1985年から1988年まで北京大学考古系に留学。2009年4月阪南大学教授に就任。専門分野は日中考古学ならびに中国軍事史。主な著書に『高松塚とキトラ古墳壁画の謎』、『中国名将列伝』、『奈良時代一周 まほろばを歩く』、『上下する天文 キトラ・高松塚古墳の謎』、『河内平野中部観光資源調査報告』など。

《神田 伯山先生プロフィール》

 2007年11月に三代目神田松鯉(人間国宝)に入門。2012年6月二ツ目昇進。2020年2月真打昇進と同時に六代目神田伯山襲名。「寛永宮本武蔵伝」など「連続物」を積極的に取り組むほか、「端物」と言われる数々の読み物を異例の早さで継承した講談師。持ちネタの数は15年で200を超え、独演会のチケットは即日完売。講談普及の先頭に立つ活躍をしている。

 

《河内 國平先生プロフィール》

 1941年大阪生まれ。1964年考古学者末永雅雄(文化勲章受章)に師事。1966年関西大学法学部卒業。人間国宝宮入昭平に入門。相州伝を習う。1984年人間国宝隅谷正峯に入門。備前伝を習う。2014年、現代では不可能とされた平安時代末期~室町時代の古刀が持つ地斑「映り」の再現に成功し、刀剣界最高の「正宗賞」を受賞。同年「黄綬褒章」を受章し、2019年に「旭日双光章」の叙勲を受けた現代を代表する刀匠。奈良県無形文化財保持者。

 

参 考

大和文化会の概要

1.沿革   

  1940年、近畿日本鉄道株式会社の前身である大阪電気軌道株式会社および参宮急行電鉄株式会社両社の東京出張所(現  東京支社)が、大和の歴史地理を勉強する「通俗地理歴史會」を発足させ、1947年、名称を「大和文化会」に改称、現在に至る。

2.活動内容   

  ・年度会員を対象に年6回(2023年度)の講演会を実施

   ※現在活躍中の歴史、考古学、美術史、文化などの専門家による講演

  ・会員以外の方も参加いただける「公開講座」(講演会)を開催

   (最近の公開講座)

    2021年度  大和文化会オンライン講座「近鉄橿原線-日本史の語り部路線-」

                              奈良県立図書情報館館長 千田 稔 先生

    2022年度 「飛鳥・藤原京の歩き方」

            阪南大学教授 来村 多加史 先生

           「聖武天皇と光明皇后」

            京都女子大学名誉教授 瀧浪 貞子 先生

           「平城京の食卓を復元する-長屋王もオンザロック?-」

            公益財団法人元興寺文化財研究所所長 田邉 征夫 先生

3.会員数

約900名(2023年度)

4.大和文化会事務局

  〒100―0005 東京都千代田区丸の内2―5―2 三菱ビル7階

  近鉄グループホールディングス株式会社  東京支社 TEL:03―3212―2051 

以 上