プレスリリース

社会デザインプラットフォームSurfvoteで実施されたドラァグクイーン絵本の読み聞かせに対する意見投票結果

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営・開発する社会デザインプラットフォームSurfvoteで、2023年7月1日から8月31日までの期間、イシュー(課題)「多様性は社会の豊かさか?ドラァグクイーンによる絵本の読み聞かせをどう思う?」について、ユーザーの意見投票を行いましたので、その結果をお知らせいたします。
https://surfvote.com/issues/i19oyakvg0ff

投票詳細

イシュー(課題):多様性は社会の豊かさか?ドラァグクイーンによる絵本の読み聞かせをどう思う?
問題提起の背景: パフォーマーの一種で、派手なメイクとキラキラのドレスで女装して踊ったり口パクをしたりするパフォーマンスを行うドラァグクイーン。東京都現代美術館(MOT)で2023年7月23日(日)、3歳から8歳のこどもに向けて、ドラァグクイーンが絵本の読み聞かせを行う「ドラァグクイーン・ストーリー・アワー」の開催に伴い、Surfvoteで意見投票を行った。
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
https://surfvote.com/issues/i19oyakvg0ff
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
投票期間:2023年7月1日〜2023年8月31日
有効票数:54票

投票結果

賛成:多様性と包摂性を促進する有益なもの。こどもにとって、異なる生き方や表現方法に触れる貴重な機会。55.6%
反対:こどもに対する適切な教育方法ではない。性やセクシャリティの問題はより成熟した年齢で議論すべき。14.8%
中立:確固たる意見は持っていないが、議論と理解の促進は重要。22.2%
詳細な情報が必要:詳細情報(目的、活動内容、監視体制など)が提供された上で意見を形成したい。3.7%
その他:他の視点や意見を持っている。(コメントで教えてください)1.9%
わからない 1.9%

投票結果
投票結果

各選択肢のコメント紹介(一部抜粋、コメントなしの選択肢は未掲載、原文ママ)

賛成:多様性と包摂性を促進する有益なもの。こどもにとって、異なる生き方や表現方法に触れる貴重な機会。

子どもに多様な機会を提供するのが社会の役割だから。(賛同数24)

反対:こどもに対する適切な教育方法ではない。性やセクシャリティの問題はより成熟した年齢で議論すべき。

先進的=正しさや有用性が不明だからこそ、子供に触れさせるべきではない。一部の人が騒ぎ立てるだけの思想は進歩と言わない。共産主義がもたらした多くの問題を思い出し、今すぐヴィーガンになれという勢力にどう応じるのかを考えよう。 何十年か経って大人達の多くが大事だと思うようになったときに、はじめて子供への与え方を考えればよい。(賛同数17)

中立:確固たる意見は持っていないが、議論と理解の促進は重要。

コメント欄からも読み取れるように、このテーマに関心がある人もいれば一種の無関心(パッシブな容認)ともいえる人もいます。 無関心というのは、他人の自由を尊重する視点からすれば、自由と多様性を尊重する姿勢ともいえます。 他方、特定の社会的問題やマイノリティの声に無関心でいることが、不平等や差別を温存させる可能性があるという視点もあります。(賛同数22)
このコメントの全文はこちらhttps://surfvote.com/issues/i19oyakvg0ff/comments/2635

その他:他の視点や意見を持っている。(コメントで教えてください)

自分が賛同するようなこともあれば、そうじゃないことも世の中にはあるのだからいちいち反応して賛否を求めなくてもいいんじゃないかと思います。 他人の趣味指向にいちいち自分の意見を押し付けるのは野暮なのかと思っています。 このような活動に積極的に賛意を覚えるわけではないですが、このような指向の方がいたり、賛同する人がいるならそれはそれでいいんじゃないかと思っています。 他人の自由に踏み込んで否定する必要性を感じないし、逆に自分の自由に踏み込まれれば鬱陶しいと思うので、口を挟まない事が望ましいのかと思います。(賛同数19)このコメントの全文はこちらhttps://surfvote.com/issues/i19oyakvg0ff/comments/2634

Surfvoteとは?

当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com

Polimill株式会社

Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。https://polimill.jp