プレスリリース

岡山理科大学の研究により、ALSとFTLD-TDPの病因タンパク質の分泌がオートファジーによって制御されることが明らかに

 岡山理科大学・獣医学部・獣医学科・生化学講座の田中良法助教らは、運動ニューロン疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS)や認知症の亜型である前頭側頭葉変性症(FTLD-TDP)の病因タンパク質であるTDP-43の細胞外放出がオートファジーに制御されていることを明らかにしました。

 本研究成果は、(公財)東京都医学総合研究所認知症プロジェクトとの共同研究で得られたもので、2023年9月20日に米国科学雑誌『Journal of Biological Chemistry(ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー)』オンライン版に掲載されました。

<論文タイトル>
Dysregulation of the progranulin-driven autophagy-lysosomal pathway mediates secretion of the nuclear protein TDP-43
プログラニュリンによって駆動されるオートファジー・リソソーム経路の調節異常は核タンパク質TDP-43の分泌を仲介する

詳細はこちら
https://www.ous.ac.jp/common/files//202309251657380444055.pdf

問合わせ先 岡山理科大学
   <研究に関すること>
   岡山理科大学 獣医学部獣医学科生化学講座 田中 良法 助教 
TEL 0898-52-9123 メール y-tanaka@ous.ac.jp
   <配信元>
   岡山理科大学 企画部 企画広報課(〒700-0005 岡山市北区理大町1-1)
TEL 086-256-8508 FAX 086-256-8528
※本資料をメールで送付希望の方は企画部企画広報課までご連絡ください。