著者の佐藤さんは27歳で劇団四季に入団後、自ら編み出した独自の話し方の手法で、紆余曲折ありながら主役を経験。退団後は飛び込み営業を経験、売れなくても諦めず、最終的にはトップクラスの成績を収めるまでになりました。現在は、企業研修講師として延べ300社・3万人のビジネスパーソンに向けて「話し方」を伝えています。
本書は、著者が人見知りで口下手ゆえに23歳でフリーターになり、アルバイトを転々とするなどどん底の状態から、多くの失敗や成功を繰り返したなかで見つけ、身につけてきた、再現性の高い独自の「技術」と、劇団四季のカリスマ・浅利慶太氏から著者が直接教わった「伝えることの本質」をもとにした「人を惹きつける話し方」について伝えているのが特長です。
話を聴いた人に、「もっと聴きたい」「あなたから買いたい」「また会いたい」「心から納得した」「ついていきたい」と言われる話し方の技術を身につけることで、人を惹きつけることができるようになり、仕事の成果が変わり、人生が変わります。
【目次抜粋】
第1章◆人を惹きつける人は「上手く話さない」
第2章◆人を惹きつける人は「発声より“発想”を大切にする」
第3章◆人を惹きつける人は「まず書く」
第4章◆人を惹きつける人は「相手を喜ばせる」
第5章◆人を惹きつける人は「イメージさせる」
第6章◆人を惹きつける人は「“見られる”より“見る”意識で話す」
自著を自ら朗読してみて~佐藤政樹氏コメント
平たい文章を立体的にする収録前の作業に苦心しました。劇団四季の方法論にのっとり、言葉が消えないよう聞こえづらくならないように、10万字近い原稿を徹底的にチェックし独自の書き込みをしました。
収録では、プロのエンジニアさんの一切妥協のない仕事に驚かされました。オーディブルを聞いてくださる方に一音一句正確に正しく届けるためのこだわりに感動しました。
工夫した点は、抑揚をつけすぎず、情動的になりすぎないように、バランスを保った点です。聞いてイメージを広げやすいように丁寧に淡々と語る意識を大切にしました。
『人を「惹きつける」話し方』(プレジデント社)オーディブル版概要
・著者:佐藤 政樹
・ナレーター:佐藤 政樹
・配信日(Audible.co.jp):2023/9/29
・制作:Audible Studios
・ASIN: B0C2V9JVKH
佐藤政樹氏プロフィール
1975年生まれ。就職活動で内定が一つも取れず、大学卒業後フリーターに。アルバイトで働きはじめた人材派遣業の営業職では、仕事ができないことが理由で“戦力外通告”を受け、自分の殻に閉じ込もる。
23歳の誕生日に「このままではまずい」と一念発起して、劇団四季への入団を決意。27歳で合格するまでの約5年の修行期間に、チラシ配り、テレアポ、携帯電話販売員、銀座の夜の世界……数々のアルバイト経験を通じて、「超」がつくほどの人見知りを克服。
劇団四季では『ライオンキング』などへの出演を果たし、入団8年目に『人間になりたかった猫』で主役としてスポットライトを浴びる。その際に劇団四季創業者のカリスマ浅利慶太氏から「伝わる言葉」の本質をマンツーマンで直接学ぶ。
その後、講演家になることを志して退団するも全く食べていけず、ビジネス経験ゼロから飛び込み営業の会社に就職。営業では、はじめは鳴かず飛ばずだったが、浅利慶太氏から学んだ「伝わる言葉」と自ら編み出した「人を惹きつける話し方の技術」を活用することで、約500名近くいる社員の中で「多大なる貢献をした社員第2位」を獲得。
自身の特異な経験をもとにした独自の講話は口コミで全国に拡がり、経営者やビジネスリーダー、営業マン、接客関係者まで、受講後に結果を出す人が続出。 現在は、企業研修や講演活動で全国を飛び回り、延べ約300社・3万人を超える多くのビジネスパーソンに「人を惹きつける話し方」を伝授。伝える力やコミュニケーション能力、自己表現力の向上に貢献している。
プレゼンイベントの殿堂TEDxにも出場し、「人を惹きつける話し方」を元にした『感動を創造する言葉の伝え方』のテーマで、日本人では異例の40万回再生を超えている。