プレスリリース

芝浦工業大学、ビジネスモデルコンペでVRアプリケーション開発を提案

芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田純)は、9月24日に第8回芝浦ビジネスモデルコンペティション(以下、SBMC)のファイナルステージを豊洲キャンパスにて開催しました。最優秀賞には、家から出られない方を対象とした暴露療法VRアプリケーションの開発と提供を提案したチーム「リボンアーキテクツ」が、実現性の高さや人に寄り添った課題である点を高く評価され、選出されました。

SBMCは芝浦工業大学が主催し、学生による新たなビジネスモデルの考案と実現の支援を目的としています。8回目となる今回は、応募総数72チームの中から、書類選考を通過した10チームがファイナルステージでプレゼンテーションを行いました。

最優秀賞を受賞したリボンアーキテクツのメンバー

■「リボンアーキテクツ」が最優秀賞(賞金30万円)を受賞

「リボンアーキテクツ」は家から出られない方を対象として、暴露療法を行うことのできるVRアプリケーション「Haru」を開発し、サービスの提供を提案しました。

ファイナルステージでは、アプリケーション使用動画とともにプレゼンテーションを行いました。リーダーの伊藤 真一氏(地域環境システム専攻)より「賞金を使い、やっとプロトタイプ検証に入ることができる。とても前向きな気持ちでいる」と受賞コメントがありました。

※Haru特設サイトイメージです。公開に向けて準備中です。

https://haru-vr.com

■芝浦ビジネスモデルコンペティション(SBMC)とは

SBMCは学生のためのビジネスコンペティションです。代表およびメンバーの半数以上が学生(学部生、大学院生、高校生、中学生含む)であることを条件としています。

第8回SBMCは『技術とアイデアで社会課題を解決しよう!』というテーマで多様なビジネスモデルを募集し、中高生や他大学の学生、社会人を含む72チーム、288人から応募がありました。SBMCのもう一つの特徴として、パートナー企業・団体からの支援があります。第8回SBMCでは6本の企業賞が授与されました。外部からの支援も活かしながら、入賞者に対する継続的な支援を提供し、アントレプレナーシップの涵養、新事業を創出することを目指しています。

次いで優秀賞に、誤情報分析アプリを提案した「Owl Shieldl」、コンビニのフードロス削減のための情報共有アプリを提案した「バレーボールクラブ」が選出されました。

※その他表彰結果については、芝浦ビジネスモデルコンペティション(SBMC)特設サイトにて近日公開予定です。 https://sbmc.shibaura-it.ac.jp/

【芝浦工業大学とは】

工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科

https://www.shibaura-it.ac.jp/

理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。東京都(豊洲)と埼玉県(大宮)に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属。2024年には工学部が学科制から課程制に移行し、従来の教育の在り方を根本から変えていきます。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます