◆大きなビジョンを「今日やる一歩」に落とし込む方法
2023年も残り3ヶ月と少し。年始に立てた、「今年こそは○○を達成しよう」「将来に向けて□□の資格を取得する!」「目標数字を達成するために計画的に動こう!」などといった目標は、達成できそうですか?
意欲だけはあるのに、いつの間にかグダグダ。
毎年毎年、計画や夢は立派だけど全然達成できない。
大きな目標の裏で、実はこんな悩みを抱えている人も多いはず。
その原因のひとつは、計画性のなさや時間管理ができないという技術的側面です。
本書は、そんな人たちがせっかく見つけた「やりたいことや目標・夢」を夢のまま終わらせないための分解時間術を紹介します。
資格取得や試験合格など、大きな「達成したいこと」「やりたいこと」を叶えるためには、現実の一歩に落とし込むことが必要です。
つまり、ビジョンから長期目標へ、長期目標から短期目標へ、短期目標から今日やることへ、という棚卸しをしていくのです。
◆時短や効率化のノウハウを学ぶより先に「時間の整理」をしよう
「目標を達成しよう」「夢を叶えよう」と最初は勢いよく走り出したのに、途中で息切れし、志半ばであきらめてしまったり、目の前のことが山積みで、やりたいことをするまでに至らなかったり、というケースをよく見かけます。これはとても、もったいないことです。
本書は、このもったいないをなくすために書きました。
せっかく見つけたやりたいことや目標、夢を実現していくために重要な「動く」「動き続ける」ことを、誰でも取り組めるように解説します。
動くといっても、睡眠時間を削って、時短・効率化で時間を生み出し、自分にムチ打って、ガムシャラに行動量を増やしていくような方法ではありません。そのやり方では、残るのは疲労感だけで、続けることはできないでしょう。
時間術は、時短や効率化のノウハウだけを学んでも意味がないのです。なぜなら、ノウハウが必要になってくるのは、時間の整理をしたあとだからです。
時間の整理をせずにいきなりノウハウを活用するのは、荒地を耕さずにいきなり苗を植えるようなもの。
これまで、数多くの時間管理の本を読んで実践したけれどうまくいかなかった、続かなかったという人は、もしかすると最初に時間の整理を行っていなかったからかもしれません。
まずは、あなたの時間を全部広げてから整理していく必要があります。
やりたいことや目標、夢がある人は、この本とともに続けられる行動計画を立てて、実現に向けて動いていきましょう。
【目次】
第2章 1年目標の分解計画術(1年目標→3カ月目標)
第3章 1カ月目標に分解する (3カ月目標→1カ月目標)
第4章 1週間・1日の目標に分解する(1カ月目標→1週間・1日目標)
第5章 計画が思うように進んでいないときは
第6章 計画を振り返る
第7章 目標達成に効果的な手帳の使い方
【著者プロフィール】
TIME COORDINATE(株)代表取締役 タイムコーディネーター
大学卒業後、旅行会社勤務を経て、26歳で韓国留学。その後、現地法人でキャスティングディレクターとして24時間365日仕事に追われる日々を過ごす。
帰国後、キャリアとライフイベントの狭間で葛藤した経験から、疲弊せずに毎日を楽しみながら仕事のパフォーマンスもあげていく「タイムコーディネート術」を考案し、のべ3000名以上に指南。心地よい時間の使い方で、ありたい未来をつかみにいくための「タイムコーディネート実践プログラム」や「タイムコーディネーター養成講座」を開講。
また、シリーズ100万部発行の『時短・効率化の前にいまさら聞けない時間の超基本』(朝日新聞出版)の監修や、タイムコーディネート手帳の製作販売、企業研修、時間の専門家として各種メディアにて掲載・連載執筆を行っている。
プライベートでは2児の母。
【書誌情報】
定価:1,650円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:256頁
ISBN:978-4-7612-7694-2
発行日:2023年10月4日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276942
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