株式会社CEホールディングス(本社:札幌市、東証スタンダード、証券コード:4320)の創業者で代表取締役会長である杉本惠昭(すぎもと やすあき)が、一般財団法人(非営利型)を設立いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.設立の経緯と主旨
杉本惠昭は、予てより、開発途上国の子どもたちにおける教育や医療の実態が、日本と比べて大きく遅れていることについて関心を持ち、それらの改善が次世代における国際的な安定と平和に寄与すると考え、微力ながら何らかの支援を行いたいと検討をしておりました。
今般、その実現に向けた第一歩として、同氏の拠出による「一般財団法人キノルド杉本惠昭記念財団」(以下、「本財団」といいます。)を設立し、以下の事業を行っていくことにしました。
(1)開発途上国における学校その他の教育施設の建設支援
(2)開発途上国における医療・保健・健康の増進に関する施設の建設支援
(3)開発途上国の子どもたちに対する教育・医療・健康増進に関する支援並びに支援活動を行っている内外の団体に対する助成
2.当社の支援
本財団の事業目的は、当社の理念にも通じ、また国連で採択されたSDGs(17の持続可能な開発目標)にも合致することから、当社は寄付を行う予定です。
3.本財団の概要
名称 :一般財団法人キノルド杉本惠昭記念財団
所在地 :札幌市白石区平和通15丁目北1番21号
設立者 :杉本惠昭
代表理事 :杉本惠昭
設立年月日:2023年10月6日
その他 :今後の活動内容については、本財団がホームページを開設し、随時報告される予定です
(注)財団名の「キノルド」については以下をご参照ください。
<財団名についての経緯>
私はカトリックのミッションスクール札幌光星高等学校が出身母校です。
この高校はドイツ人宣教師のヴェンセスラウス・キノルド司教(1871年7月7日~1952年5月22日)が、第一次世界大戦で負けた母国に戻り、札幌での男子教育の学校設立を訴え集められた資金で作られました。また司教は女子教育のために札幌藤高等女学校(現在の学校法人藤学園)を設立し、病気で苦しんでいる人々を救済するために天使病院の設立にもご尽力されています。
私は高校時代に生徒会活動をしていて、文化祭で学校設立の経緯と世界中の姉妹校の紹介をした事が有り、貧しい国々の子供達の教育の重要性を学びました。そこで食料を提供したり、井戸を掘ったり、薬を提供する事業も重要ですが、将来その国を担って行く子供達への教育の場の提供が何よりも大切で、何時か私も支援できればとの想いが強くなりました。このような想いを実現すべく、この度、妻とも相談して財団設立に踏み切りました。
日本もまだまだ子供達への支援が必要な面が有るのは承知していますが、それでも日本の子供達は貧しい国々の子供達と比較すれば、学校が無いとか行けないという様な状況にはなく、遥かに幸せだと思っています。また同様の志から奨学金を用意した財団を設立されている方々も数多くいらっしゃいますので、日本の子供達はその方々にお任せし、私はキノルド司教の想いである、貧しい国々の子供達の支援をさせて頂く事にしました。日本の支援でできた学校である事で、日本との絆を深めると言う意味合いも大きいと思っています。
初代カトリック札幌教区長のキノルド司教のお名前は、現教区長の勝谷司教様にご理解を賜り使わせて頂く事にしました。またこれらの経緯で札幌光星高等学校の駒井校長先生、学校法人札幌光星学園の山崎理事長様にはご尽力賜り感謝申し上げます。
(杉本惠昭)
【株式会社CEホールディングス 会社概要】
代表者 : 代表取締役社長 齋藤直和
所在地 : 札幌市白石区平和通15丁目北1番21号
グループの事業内容: ●ヘルスケアソリューション事業
-電子カルテシステムの開発・販売
-医療情報システムの受託開発及び運用管理
-医薬品・医療機器の臨床開発受託
-ソフトウエア医療機器の開発・販売・保守
●マーケティングソリューション事業
-デジタルマーケティング全般の支援
-デジタルサイネージシステムの販売
URL : https://www.ce-hd.co.jp/