2024年1月5日(金)~3月10日(日)の期間、福岡市美術館にて「永遠の都ローマ展」を開催します。永遠の都ローマの二千年を超える栄えある歴史と文化を築いたカピトリーノの丘に建つカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介します。
特設サイト: https://roma2023-24.jp
【「永遠の都ローマ展」4つのみどころ】
(1)永遠の都、二千年の美をめぐる
建国神話から、古代ローマ、ルネサンス、バロック、そして芸術家たちの憧れの地となった17世紀以降の時代まで、「永遠の都」ローマの美の歴史をたどります。
(2)必見!カピトリーノ美術館のコレクション
世界的に最も歴史の古い美術館の一つであるカピトリーノ美術館のコレクションのなかから選りすぐりの名品をご覧いただけます。
(3)頭部だけで約1.8メートル!迫力の巨大彫刻
古代ローマ帝国の栄華を象徴する《コンスタンティヌス帝の巨像》の一部を原寸大で複製した作品を展示します。
(4)奇跡の初来日!カラヴァッジョ《洗礼者聖ヨハネ》
バロックを代表する画家カラヴァッジョによる《洗礼者聖ヨハネ》が福岡に初来日。
【「永遠の都ローマ展」展示構成】
第1章 ローマ建国神話の創造
ローマ建国神話のエピソードの代表格である軍神マルスと巫女レア・シルウィアの子、双子のロムルスとレムスを育てる牝狼の物語を伝える《カピトリーノの牝狼(複製)》を展示します。
第2章 古代ローマ帝国の栄光
歴代ローマ皇帝の肖像や帝国ゆかりの女性たちの肖像を展示。加えて、帝国の栄華を象徴する、《コンスタンティヌス帝の巨像》の一部を原寸大複製で展示します。
第3章 美術館の誕生からミケランジェロによる広場構想
カピトリーノ美術館の起源から16世紀に巨匠ミケランジェロが手がけたカンピドリオ広場建設プロジェクトまでの展開を絵画、版画等を通して紹介します。
第4章 絵画館コレクション
膨大なカピトリーノ美術館コレクションより、16世紀から18世紀に活躍した画家たちの作品を中心に紹介します。
第5章 芸術の都ローマヘの憧れ一空想と現実のあわい
古代記念碑「トラヤヌス帝記念柱」をモティーフとする版画や模型、ピラネージ、ファン・ヴィッテル、カノーヴァらの名品を紹介します。
【特集展示 カピトリーノ美術館と日本】
1876年に日本初の美術教育機関である工学寮美術校が開設された際、国外からの指導者たちが持ち込んだ石膏像が教材として使用されました。これにはカピトリーノ美術館の石膏像も含まれていました。この特集展示では、カピトリーノ美術館と日本の交流を、様々な展示物を通して紹介します。
【開催概要】
名称 :永遠の都ローマ展
会期 :2024年1月5日(金)~3月10日(日)
開館時間 :午前9時30分~午後5時30分
休館日 :毎週月曜日
※1月8日(月・祝)、2月12日(月・祝)は開館
1月9日(火)、2月13日(火)は休館
観覧料(税込) :一般 1,800円(1,600円)、高大生 1,200円(1,000円)、
小中生 600円(400円)
※( )は前売・団体料金
※未就学児は、観覧無料。
※団体料金は20名以上が対象。
※学生の方は入場の際、学生証等をご提示ください。
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示者とその介護者1名、および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者は観覧無料
チケット取扱:
※前売券は展覧会チケットサイトetix( https://www.e-tix.jp/roma2023-24_fukuoka/ )で。
ローソンチケット(Lコード82032)、チケットぴあ(Pコード994-450)、セブンチケット、イープラス、ファミリーマートほか、主要プレイガイドにて好評発売中。
主催 : 福岡市美術館、毎日新聞社、NHK福岡放送局、NHKエンタープライズ九州
共催 : ローマ市、ローマ市文化政策局、ローマ市文化財監督局
後援 : 駐日イタリア大使館、福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会
助成 : 公益財団法人福岡文化財団
協賛 : JR東日本、ダイワ化成、DNP大日本印刷、西日本シティ銀行
協力 : ITAエアウェイズ、日本貨物航空、イタリア文化会館・大阪
特設サイト: https://roma2023-24.jp