2021年度より首都圏の学校連携プログラムである「GOALs」を開始し、2022年度は「福島から考える持続可能な未来」をテーマに探究学習プログラムを実施してきました。各校文化祭や、サステナビリティに関するイベントを通じて、オーガニックコットンの可能性を広げて、福島の持続可能な環境や未来に貢献することを目的に活動しています。
2023年度は「福島から考える持続可能な未来」をテーマに、2022年度に引き続き、株式会社起点(代表:酒井悠太氏)の協力を得て、毎月1回活動をしています。4 月に福島県いわき市で行ったフィールドワークで、震災やオーガニックコットンについて五感で学んだ生徒達は、震災を風化させず、福島の豊かな自然を伝えるために(株)起点とコラボレーションをしたオリジナルハンドタオルの商品化を実現させました。こだわったポイントは以下の3つです。
(1)福島の豊かな自然を表した5色のカラー:
実際に福島を訪れたときの自然を、「桃色」「山色」「花色」「空色」「海色」の5色で表現しています。
(2)想いを形にしたオリジナルのロゴ:
GOALsの想いや福島の未来を表したロゴを作成し、タグに刺繍されています。
(3)GOALsを表したオリジナルラッピング:
包装もオリジナルのデザインを採用し、共に福島の未来へ向けてカラフルな道を創ってゆく若者がデザインされています。
このオリジナルハンドタオルは、2校の文化祭や「なかの東北絆まつり」等の外部イベントで、300枚以上を販売しました。そしてこれらの取り組みが高く評価され、この度、環境省主催「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジアワード2023」にて最優秀賞の環境大臣賞を受賞し、福島県いわき市と双葉郡双葉町を11月25日と26日に訪問します。
【福島県いわき市と双葉郡双葉町訪問の概要】
綿花の収穫・(株)起点との対話 (コットンフィールドKITEN / いわき市四倉町玉山)
■11月26日(日)
表彰式 (双葉町産業交流センター / 双葉郡双葉町)
ふたばふたたびツアー参加 (双葉郡双葉町内)
■参加校
・麗澤中学・高等学校(千葉県柏市) ・晃華学園中学校高等学校(東京都調布市)
【取材に関して】
※11月26日(日)の表彰式の取材については、環境省の報道発表をご確認ください。
https://www.env.go.jp/press/press_02389.html