日本都市ファンド投資法人(本社:東京都千代田区)は、保有する商業施設「あびこショッピングプラザ」(千葉県我孫子市)において、三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長:長島 巌/所在:東京都千代田区丸の内1-4-5)、我孫子市(市長:星野 順一郎)と三者で「包括連携協定(以下 本協定)」を2023年6月29日に締結いたしました。
当施設は、核テナントであるイトーヨーカドーと約60店舗の専門店テナント、我孫子市の行政サービスの一部を提供する「我孫子市民プラザ」が併設された商業施設です。古くからの戸建住宅と新しく開発された大規模マンションが立ち並ぶ人口が密集したエリアに立地し、長年にわたり地域のお客様にご愛顧いただいております。
我孫子市とは1994年竣工当時より当施設3Fの「我孫子市民プラザ」を中心に地域住民が集い、交流するコミュニティ・生活拠点として連携してまいりましたが、今般、福祉・子育て・環境・災害対応など街づくりにおける更なる相互連携と地域活性化を図るべく協議を進める中で本協定の締結に至りました。
我孫子市としては商業施設との包括連携協定締結は本投資法人が初めてとなります。
■包括連携協定とは
包括連携協定とは、幅広い分野において、市と事業者等が連携して地域の課題解決を図り、地域社会の発展や市民サービスの向上等に資することを目的に締結する協定のことをいいます。
我孫子市においては、事業者等と市がそれぞれに持つ資源や特色を活かしながら、幅広い分野において連携する包括連携協定を締結し、事業の推進を図っています。
■本協定の位置づけ
あびこショッピングプラザでは、これまでも同市と数々の取組みを行ってまいりましたが、今後本協定の締結を契機として地域の成長及び発展、並びに市民サービスのより一層の向上に資することを目的とし、様々な分野で連携・協働してまいります。
<我孫子市との包括連携協定の項目>
(1)市政のPRに関すること。
(2)健康、福祉、子育てに関すること。
(3)教育、地域文化振興に関すること。
(4)環境に関すること。
(5)地域経済の振興に関すること。
(6)地域の防災に関すること。
■我孫子市とのこれまでの主な連携実績
■我孫子市との今後の主な取組み予定
今後も毎月のイベント開催時に、我孫子市と様々な分野で連携・協働してまいります。
■あびこショッピングプラザにおけるSDGs取組みについて
あびこショッピングプラザでは、「あびこでできる、未来につなげる ABIKO ACTION! for earth」という名称で、施設を支えてくださる地域のお客様、店舗、団体・企業、行政と連携し、SDGsに関する様々な取組みを実施しています。
<ABIKO ACTION! for earth>
https://abiko-sp.com/eventnews/archive2.php
<施設概要>
所在地 :千葉県我孫子市我孫子4-11-1
事業者 :日本都市ファンド投資法人
運営会社 :株式会社プライムプレイス
店舗数 :約60店舗
駐車台数 :約1,100台
フードコート席数:214席(新型コロナウイルス感染症対策のため
一時的に205席へ座席数を減らしております)
営業時間 :店舗により異なる
定休日 :無し
主要テナント :イトーヨーカドー我孫子店、ブックマルシェ、
セリア、ボンメゾン 等
沿革
1994年10月:エスパ我孫子店を核とする「あびこショッピングプラザ」開業
2005年10月:リニューアルオープン(新規19店舗導入、フードコート新設)
2010年3月 :ガーデンコート棟を増築
2015年3月 :DBJ Green Building認証取得
2018年4月 :リニューアルオープン
2021年10月:フードコートリニューアルオープン
<事業者概要>
事業者 :日本都市ファンド投資法人( https://www.jmf-reit.com/ )
保有資産 :保有資産は日本全国に133件、
約1兆2,196億円(2023年4月30日時点)
主要施設 :GYRE、mozoワンダーシティ、川崎ルフロン、ツイン21 等
資産運用会社:株式会社KJRマネジメント( https://www.kjrm.co.jp )
資産運用会社概要:
日本都市ファンド投資法人より資産運用業務を受託する資産運用会社として2000年に設立。現在、2つのJ-REITを運用しており、運用資産残高はJ-REIT運用会社の中で最大級。また、私募不動産投資家向け不動産運用サービスを提供。親会社は、世界有数の投資運用会社であるKKR(KKR & Co. Inc.(同社子会社を含む))。
<あびこショッピングプラザ所有スキーム>