プレスリリース

露地栽培アガリクスKA21株が腸カンジダ防御に有効性

東栄新薬株式会社と、女子栄養大学栄養学部生体防御学研究室(准教授:石橋 健一)との共同研究により、腸管内のカンジダ(腸カンジダ)に対する露地栽培アガリクスKA21株摂取の有用性が示唆されました。

露地栽培アガリクスKA21株

■腸管粘膜におけるカンジダ由来のβ-グルカンに対する抗体価の上昇を確認

腸管粘膜におけるカンジダ由来β-グルカンに対するIgA抗体価を測定するため、糞便中のβ-グルカンに対する抗体価(抗CSBGIgA価)について検討した。2種類のマウスにおいて、アガリクスKA21摂取群は対照群と比較し、有意に高いβ-グルカン抗体価(抗CSBGIgA価)を示した。

腸カンジダに対するデータ

【考察】マウスにおいて露地栽培したアガリクスKA21株(A.brasiliensis KA21)を摂取することにより,腸管粘膜における抗β-グルカン抗体価が上昇することが示唆された。 力価が上昇した抗β-グルカン抗体は、病原真菌であるカンジダ由来β-グルカンにも反応性を示したことから、露地栽培アガリクスKA21株の摂取は、消化管粘膜での腸カンジダなどの真菌感染防御に寄与している可能性が考えられた。

■アガリクスについて

アガリクスは、補完代替医療の分野で健康食品・サプリメントとして広く利用されているキノコの1種。「菌株、栽培条件や産地により、その特性や含有成分が異なる*。」「アガリクス含有製品には、製品により品質に大きな違いがある*」とされます。

*国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報ホームページより抜粋

https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail75lite.html

■ブラジル産露地栽培アガリクス(KA21株)

ブラジルでキング・アガリクス21(=KA21)株を使用して、太陽の下、露地栽培されたアガリクス。暗所で栽培される通常のハウス栽培アガリクスに比べ、サイズは大きく育ち、主要成分のβ-グルカンやビタミンD*などを多く含み、抗酸化活性が5倍以上**といった特徴があります。

*日本食品分析センター調べ

** IntJMedMushrooms.2019033173, pages 31-43

■東栄新薬株式会社

KA21株のメーカーである東栄新薬株式会社は、これまでにKA21株に関する研究開発を25年以上行い、国際論文発表数は32本とアガリクスメーカーの中でも最も多くの研究実績があります。麻布大学獣医学部、慶應義塾大学SFC研究所、国立長寿医療研究センター、順天堂大学医学部、東京大学食の安全研究センター、東京薬科大学薬学部免疫学教室などとの共同研究実績があり、動物実験ではKA21株の抗腫瘍効果、抗がん剤の副作用軽減効果、肝臓の保護作用、心臓の保護作用、血糖値の低下作用、育毛促進作用、ヒト臨床試験にて免疫増強作用、疲労感の軽減効果、抜け毛の改善作用など様々な有効性を確認しています。

商号  :東栄新薬株式会社

本社  :〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-11-23

代表  :代表取締役 元井 章智

資本金 :1,000万円

営業内容:1. 医薬品及び各種薬品の製造加工並びに販売

     2. 衛生用具の製造加工並びに販売

     3. 食品及び化粧品の製造加工並びに輸入及び販売

     4. 医薬部外品の製造加工並びに販売

     5. 前各号に付帯する一切の業務