NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、株式会社MM総研 (以下 MM総研)が本日発表した、MM総研大賞2023「スマートソリューション部門 5Gソリューション分野」において、最優秀賞を受賞しました。なお、本受賞は株式会社NTTドコモ (以下 ドコモ)と共同の受賞です。
受賞対象となったのは、5Gの特長を最大限に発揮することができるエッジコンピューティングサービス「docomo MEC (TM)」で、「製品の信頼性・品質」、「サービス提供拠点の多さ」、「利用実績の多さ」が評価され受賞に至りました。
1.MM総研大賞について
MM総研大賞はICT分野の市場、産業の発展を促すきっかけとなることを目的に、MM総研が2004年に創設した表彰制度です。毎年、専門家による厳格なプロセスと総合的な判断により、優れた技術で積極的に新商品・新市場開拓に取り組む企業を表彰しています。
NTT Comが獲得した賞は、次世代のスマート社会を支える技術やサービスに与えられる賞です。
2.「docomo MEC (TM)」について
受賞対象の「docomo MEC(TM)」は、MEC (Multi‐access Edge Computing)(※1) の特長を持つクラウドサービスです。
(1) 高負荷業務を速く、どこからでも
3Dグラフィックス・動画の編集やAI推論といった高負荷業務の高速処理が、リモート環境で場所を選ばず、ハイスペックデバイスも不要で実現可能です。
(2) 全国どこからでも高品質な映像をリアルタイムで伝送
全国9カ所に拠点を設置しており、最寄りの拠点をご利用いただくことで、有線ケーブルや回線工事が不要で、どこからでも手軽に安定したゆらぎのない映像伝送が実現可能です。
(3) 機密情報のIaaS管理を安全・安心に
インターネットから分断されており、認証された端末のみが接続可能なため、機密性の高い情報も安心してIaaS環境で管理可能です。
3.評価されたポイント
MM総研は、「Webアンケートにおいて「docomo MEC (TM)」は他の5Gサービスと比較した場合の利用意向が高く、製品の信頼性・品質について高評価を得ている。さらに、全国9カ所に展開しているサービス提供拠点の多さと製造・医療・放送など様々な業界で250を超える利用実績についても高く評価されている。」と述べています。
NTT Comは、今後も「docomo MEC (TM)」の提供を通じて、地域医療に貢献する遠隔医療や重機の遠隔操作システムなど、企業のワークスタイル変革や地域社会のデジタル・トランスフォーメーションを実現し、さまざまな社会課題の解決に貢献していきます。
NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/special/docomobusiness/
NTTComは、事業ビジョン「Re-connectX (R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
https://www.ntt.com/about-us/re-connectx.html
(※1): MEC(Multi‐access Edge Computing)とは、利用するデバイスにできるだけ近い場所にサーバーを配置するとともに、独自ネットワーク内で通信を行うことにより、5G通信のリアルタイム性・セキュリティ性の向上を図る技術です。
■関連リンク
・ docomoMEC (TM)
https://www.mec.docomo.ne.jp/
・評価実績
https://www.ntt.com/about-us/we-are-a-leader/awards.html