阪急電鉄では、車内のセキュリティを強化するため、昨年10月より、営業列車の一部において防犯カメラの実証実験を行ってまいりました。このほど、その実用性が確認できたことから、2027年度末までにすべての車両に防犯カメラを設置することとしましたので、お知らせします。
なお、防犯カメラを設置した車両は本年8月末より順次運用を開始します。
今回導入する防犯カメラのシステムは通信機能を有しており、車内でトラブルなどが発生した際に、リアルタイムで映像と音声を確認することができます。この機能を活かして車内の状況を素早く把握することで、より迅速に対応できるようになるほか、犯罪や迷惑行為の抑制にもつながります。
当社では、お客様に安心してご乗車いただけるよう、新しい技術の導入にも積極的に取り組み、引き続き快適な車内環境の整備を進めてまいります。
車内に設置する防犯カメラの詳細は、次のとおりです。
1.防犯カメラの運用開始時期と全車両への設置完了時期
2023年8月末から順次運用を開始し、2027年度末までにすべての車両への設置を完了する予定です。
2.設置場所
主に車両の乗降ドアの上部に設置して、車内を撮影(録画・録音)します。
※防犯カメラの近くには、お客様へ設置をお知らせするステッカーを掲出します。
3.個人情報(録画・録音データ)の取扱い
◆相互直通先で撮影したデータを含み、当社のプライバシーポリシー※に基づき厳正に取り扱います。
※ https://www.hankyu.co.jp/company/privacy.html
◆一定の期間を経過した段階で自動的に削除します。
◆第三者への提供はいたしません(警察捜査関係者から要請を受けた場合を除きます)。
4.その他
防犯カメラで撮影した車内映像をもとに、AI認識技術を活用して混雑状況を可視化する検討を進めております。
阪急電鉄 https://www.hankyu.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/79d8db610a4793b0ceb3e80e6c715e94f6816698.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1