プレスリリース

富士屋ホテル仙石ゴルフコースがウッドチップを利用したバイオマスボイラーを導入

富士屋ホテル株式会社(本社:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359、代表取締役社長:勝俣 伸)では、SDGsの推進および環境保全活動への取り組みを進めております。その一環として、富士屋ホテル仙石ゴルフコース(所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1237、支配人:加藤 豊美)では、ウッドチップを利用したバイオマスボイラー(*)を新たに導入し、2023年7月22日(土)より稼働を開始いたしました。ウッドチップを利用したバイオマスボイラーの国内導入例はまだ少なく、神奈川県内のゴルフ場で初の導入となります。(当社調べ)これまで富士屋ホテル仙石ゴルフコースの運営に係る燃料は主に重油を使用しておりましたが、ウッドチップへ切替わることによりクリーンなエネルギーの使用とCO2削減による気候変動対策の一助になればと期待しており、具体的には年間のCO2削減量は約284tを見込んでおります。(杉の木約32,272本が1年間に吸収するCO2量に相当)富士屋ホテルズ&リゾーツでは、持続可能な社会の実現に向けて、私たちが出来る取り組みを微力ながら着実に進めて参ります。

バイオマスボイラー本体

蓄熱タンク

燃料となるウッドチップ

「バイオマスボイラーの稼働開始」概要

【稼働開始】2023年7月22日(土)より

【導入場所】富士屋ホテル仙石ゴルフコース

【内容】  480kW(240kW×2台)の木質バイオマスボイラー(オーストリアETA社製)

      ゴルフ場内クラブハウス浴場およびレストラン給湯に利用。

      ※本件は、経済産業省が主管する

      令和4年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金に

      採択されております。

*バイオマスボイラーとは?

ウッドチップなどの木質資源を燃料にし、燃焼させて温水を作る熱源機器です。従来の重油からバイオマス燃料にエネルギー転換することで、化石エネルギー起因二酸化炭素(CO2)排出量のほぼ全量を削減することができます。

<バイオマスボイラー模式図>

バイオマスボイラー模式図