プレスリリース

ユーラスエナジー釜石、風力発電所リプレース工事を開始

株式会社ユーラスエナジーホールディングス(本社:東京都港区)のグループ会社である合同会社ユーラスエナジー釜石(本社:岩手県釜石市)は、岩手県釜石市及び遠野市、大槌町にて運営をしていたユーラス釜石広域ウインドファームのリプレース(建て替え)工事を、2023年8月1日(火)より開始しました。

2004年12月に営業運転を開始した同発電所は、運転開始から約20年が経過し、高経年化が進んだことより、設備の全面的な更新のため2023年3月に一旦営業運転を終了いたしました。

今般のリプレース工事では、43基あった風車(単基出力1,000kW)を、国内最大級となる1基あたり4,200kWのヴェスタス社製の風力発電機11基に建て替え、引き続き豊かな風資源を有効活用して地域の活性化に寄与してまいります。

営業運転開始は2026年4月を予定しており、発電する電力は東北電力ネットワーク株式会社へ全量売電し、一般家庭の約31,000世帯相当分の電力を供給するとともに、年間約44,000トンのCO2削減効果が見込まれます。

今後も、地元の皆様および関係各所のご理解とご協力をいただきながら、環境保全に十分に配慮し、安全管理を最優先にリプレース工事を進めてまいります。

また、「クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う」という企業理念のもと、引き続き風力発電の更なる拡大に取り組み、地球環境保全ならびに持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

【発電所概要】

発電所名:ユーラス釜石広域ウインドファーム

所在地 :岩手県釜石市・遠野市・大槌町

設備容量:(リプレース前)42,900 kW(1,000kW×43基/三菱重工業社製※1)

     (リプレース後)42,900 kW(4,200kW×11基/ヴェスタス社製※1)

     ※1 いずれも出力制御を実施。