プレスリリース

秋田県横手市の納豆メーカーふく屋が粉末タイプの納豆汁の素を新発売

秋田県横手市の納豆メーカー有限会社ふく屋(本社:秋田県横手市大雄、代表取締役:古屋 和久)は、この度、みそ汁に入れると納豆汁になる“粉末タイプの納豆汁の素”を新発売しました。

粉末納豆汁の素

【開発背景】

納豆汁は秋田県県南部で昔から食べられている郷土料理で、特にお正月の朝は納豆汁を食べる風習が今も残っています。また冠婚葬祭などでも振舞われたりする行事食でもあります。

納豆汁はすり鉢ですりつぶした納豆を、山菜、きのこ、里芋、豆腐、油揚げを具材としたみそ汁に少しずつ入れ、溶かしながら作っていきます。一度に大鍋で大量に作り、それを1週間ほどかけて食べる、ちょうどカレーを食べるような感じで、「雪道と納豆汁は後のほうがいい」と、雪道は人が通った後を、納豆汁は日にちが経ったほうが美味しいという言葉が地元では言い伝えられています。

納豆汁は秋から冬の寒い季節に食されており、各家庭にはその家庭独自の味が、いまでも残されています。

ただ難点は納豆をすり鉢ですりつぶすという作業が一苦労だということで、ふく屋では納豆をすりつぶした「納豆汁の素」という商品を約50年ほど前から製造し、地元のお客様に販売してきました。

「納豆汁の素」は納豆汁の旬に合わせ、10月~3月までの期間限定で販売しておりましたが、5年ほど前から夏場でも納豆汁が食べたいという食の多様化に合わせ、納豆汁の素の通年販売を開始しました。

そんなある日、社長の古屋は一人の常連さんと次のような会話をしました。

「納豆汁は具材を用意したり、作るのが面倒なので、うちの女房は作りたがらないんだよね。もっと簡単に納豆汁が食べられるようになったらいいのになー」と。

そこでいつものみそ汁に、さっとひとさじ入れるだけで、簡単に納豆汁になるとしたら納豆をパウダー状にしてみたらどうだろうか?と、今回、粉末タイプの納豆汁の素が新発売することになりました。

この商品は国産大豆のひきわり納豆をフリーズドライ化し微粉末化したもので、みそ汁やうどん・そば・即席めんなどに入れてるとさっと溶け、納豆の粘りがトロミとなり、なおかつ納豆のほのかな香りが漂ってきます。

<社長の古屋さん コメント>

本物の納豆汁と違い、匂いはかなりソフトになり、納豆が苦手な方でにも受け入れられますし、納豆好きな方にもとっても喜んでもらえると思います。

【今後の展開】

ふく屋ではお客様の反応を知るため、地元の夏祭り「大雄サマーフェスティバル」(2023年7月29日(土)開催)に納豆汁の露店を出店した際、「粉末納豆汁の素」を同じ露店内で同時販売したところ、準備した20袋すべてが完売しました。

購入したお客様から「美味しくて、とても便利」と上々の反応もいただきました。

今後、横手市本社工場、秋田市大町の直営店、ウェブショップをはじめ、秋田県内スーパー、道の駅、などで販売する予定です。

【商品概要】

商品名 :粉末納豆汁の素

内容量 :50g

販売価格:1,000円(税別)

加工者 :有限会社ふく屋

【直営店】

納豆専門店「二代目福治郎」

所在地:〒010-0921 秋田県秋田市大町1-3-3

電話 :018-863-2926

店主 :古屋 和久

【会社概要】

法人名: 有限会社ふく屋(本社工場)

所在地: 秋田県横手市大雄字田根森47-16

代表者: 代表取締役 古屋 和久

URL  : http://www.fukujiro.com/index.html