プレスリリース

麗澤瑞浪中学・高等学校で実施される「瑞浪市まちづくりプロジェクト探究学習会」の概要

 麗澤瑞浪中学・高等学校(岐阜県瑞浪市/校長:藤田知則)では中学校において、週に1度「総合的な学習の時間」を「RISE(ライズ)注」と名付け、実社会の課題を教材とし、体験を通じて実践的な学びに取り組んでいます。

 2020年度から始まり今年で4回目となる「瑞浪市まちづくりプロジェクト探究学習会」は、瑞浪市の生涯学習出前講座制度を利用して行われます。今回は中筬高弘(なかおさ たかひろ)氏と勝股清治(かつまた きよはる)氏を講師に迎え、瑞浪市の現状や課題等を学びます。その後、SDGsの考え方を地域の活性化に活かし、地方創生を実現する方法について話し合い、理解を深めるため「SDGs de 地方創生」というゲームを使って、地域創生について概観を知ることと対話と協働の重要性を体感的に学びます。

 生徒たちは、この探究学習会で3名~4名のグループに分かれてテーマを決め2024年5月15日(水)に予定されている「瑞浪市まちづくりプロジェクト発表会」に向けて、調査を進めます。発表会では各グループで調査結果を瑞浪市に提言をし、審査員からのフィードバックから、さらに学びを深めます。また、6月の文化祭である「麗明祭」にて保護者の方、来場者の方向けに発表会を実施いたします。
 本学習会の責任者の原田 歩教諭は「1学期にSDGsについてグループで調べ発表しました。今回は瑞浪市の現状を知り、身近なSDGsに関連する課題を学ぶことで、SDGsを自分ごととして捉える機会になると思います。初回の説明会では、市役所の方から「SDGs de 地方創生」という、持続可能な地域の作り方を学ぶゲーム型のプロジェクトも行い、楽しみながら社会の仕組みについて学びます。約10ヶ月の長期に渡るプロジェクトですが、生徒自身が主体的に探究活動を続けていき、生徒たちの深い学びに繋がればと期待しています。」とコメントしています。

本学習会の概要は以下をご確認ください。

【瑞浪市まちづくりプロジェクト探究学習会】
■対象者:中学1年生 66名 
■日 時:8月30日(水)13:35~15:25
■場 所:麗澤瑞浪中学・高等学校 会議室
■講 師:中筬高弘氏(瑞浪市役所まちづくり推進部市民協働課)
     勝股清治氏(明日の稲津を築くまちづくり推進協議会 理事長)
注:RISEとは 「Research(調査・研究)」、「Identity(主体性)」、「Study(学び)」、「Experience(体験)」の頭文字。

【麗澤瑞浪中学・高等学校について】

麗澤瑞浪は昭和 10 年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を開塾したことから始まります。自立、感謝、思いやりの心を育む中高一貫の私立学校です。豊かな自然環境の中、寮生と通学生が切磋琢磨しながらともに過ごし、人としての成長と高い大学進学率の両立を実現しています。『私の未来は私が創る』をスローガンに掲げ、世界で活躍できる日本人を輩出する進学校として3つのコア教育(探究・キャリア教育、英語・国際教育、道徳教育)を軸に教育活動を展開しています。

昨年度実施の様子
昨年度実施の様子