プレスリリース

Polimill社が運営するSurfvoteでグリホサートを含有する除草剤の販売是非について意見投票を実施

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営・開発する社会デザインプラットフォームSurfvoteで、2023年6月12日から8月31日までの期間、「グリホサートを含有する除草剤の販売の是非をどう思う?」というイシュー(課題)について、ユーザーの意見投票を行いましたので、その結果をお知らせいたします。https://surfvote.com/issues/7u9c9vrucmap

投票詳細

イシュー(課題):グリホサートを含有する除草剤の販売の是非をどう思う?
問題提起の背景: 国際がん研究機関(IARC)は2015年、除草剤「ラウンドアップ」の主成分グリホサートを「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と分類。それ以降、欧州各国では使用を禁止したり規制したりする国も。日本は残留基準値を設定しているものの、特に規制なく販売が続いている。現行の日本のスタンスについてどのように考えるか?Surfvoteで意見投票を行った。
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
https://surfvote.com/issues/7u9c9vrucmap
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
投票期間:2023年6月12日〜2023年8月31日
有効票数:76票

投票結果

各選択肢のコメント紹介(一部抜粋、コメントなしの選択肢は未掲載、原文ママ)

規制(販売禁止)すべき

「農林水産省は2021年度からグリホサートを含む14種類の農薬について、最新の科学的知見に基づく安全性等の再評価を開始した」ということであれば、結論が出るまで、いったんは禁止にすべきではないでしょうか?(賛同数21)

現状の運用で問題ない

現在時点では各国の安全性評価機関による評価(統一され検証された評価機関手法〉では、使用方法を守って使用する限りにおいては問題ないとの結論がでている。害があるという論文も見かけるが、量の概念を無視していたり実験解析手法が適切ではなかったりて決定打には欠けている。(賛同数39)
このコメントの全文はこちらhttps://surfvote.com/issues/7u9c9vrucmap/comments/2408

より広範な調査をすべき

専門家じゃないからよくわからないので、専門家の間で是非をつけてほしい。素人に聞かれたってわからない。 一方で、仮に有害だったとしてもその功績についてはよく考える必要があるのでは? 有害な農薬のおかげで安価な野菜が供給できたのでは? あるいは、有害な農薬のおかげで飢餓から救われた命もあるのでは? 今この瞬間の価値観だけではなく、過去の経緯や罪の裏側もよく考える必要があるように思います。 我々が立っているこの豊かな社会はどんな犠牲の元に成り立ってきたのか?(賛同数33)
このコメントの全文はこちらhttps://surfvote.com/issues/7u9c9vrucmap/comments/2382

その他

一概にリスク評価で白黒つけるというのも尚早かと考えています。 こういった根本原因や関連する問題の解決に迫らずに、ただ表面的なリスクで全部が全部を禁止していったら、暴論ですが、原始時代に戻るべきという話すら出てきてしまうように思います。(賛同数20)
このコメントの全文はこちらhttps://surfvote.com/issues/7u9c9vrucmap/comments/2420

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問題提起いただいたオーサー 関根健次氏

ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役、一般社団法人 国際平和映像祭 代表理事。ベロイト大学経済学部卒。大学の卒業旅行の途中、偶然訪れた紛争地で世界の現実を知り、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年、世界の課題解決を事業目的とするユナイテッドピープル株式会社を創業。2009年から映画事業を開始。2014年より誰でも社会課題・SDGsテーマの映画上映会を開催できる「cinemo(シネモ)」を運営開始。映画『もったいないキッチン』プロデューサー。2021年9月21日、ピースデーにワイン事業「ユナイテッドピープルワイン」を開業。https://unitedpeople.jp/

関根健次氏
関根健次氏

Surfvoteとは?

当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com

Polimill株式会社

Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。https://polimill.jp