プレスリリース

フォロフライが国内初の1トンクラスEVトラックを提供し、EVolity株式会社が商用EVとして採用

EVメーカーのフォロフライ株式会社(代表取締役:小間 裕康、本社:京都府京都市)では、ラストワンマイルに適した国内初の1トンクラスEVトラックを自社開発し、国内普及を進めております。この度フォロフライのF1シリーズが、丸紅株式会社とパナソニック ホールディングス株式会社が設立した商用EV向けフリートマネジメントサービス新会社EVolity株式会社が扱う商用EVとして起用されたことをお知らせします。

経済産業省、国土交通省、環境省が連携して商用EV普及を促す補助金事業がスタートしたものの、現在の国内EV販売台数は全乗用車の2.1%と低く、長距離走行が必要な商用車では更にその割合は少ないという実情があります。その背景には商用として活用可能な長航続距離、かつ低コストのEV車種が少ないこと、充電インフラ整備やオペレーション、車載電池の管理、車両メンテナンス体制確保等の知見が少なく、物流企業がEV導入をする際の一連の負担が大きいことなどが挙げられます。

■EVolity株式会社について

これらの問題を解決すべく、モビリティ・EV分野の知見と営業基盤を持つ丸紅と、電池関連の知見と技術を持つパナソニック ホールディングスにより設立されたのがEVolity株式会社です。EVolity株式会社では両社の知見やリソースを生かし、多数の商用車を扱う事業者様がEVを導入する際の課題抽出から効率的な運用に至るまでの一連のプロセスに対するソリューションを提供します。フォロフライでは、EVolity株式会社と提携して経済合理性と環境配慮面を両立する自社EV F1シリーズの提供を通して国内商用EVの普及を推進してまいります。

丸紅×パナソニックHD設立の新会社EVolityのEVフリート管理サービス対応車種に決定

■folofly F1シリーズ~商用自動車業界の脱炭素化需要に応えて

フォロフライではスマートフォンのように国内では商品開発や設計に特化し生産を外部委託する「水平分業」スタイルにより、通常の2倍の速度で日本初の積載量1トン級EVトラックF1 VANとF1 TRUCKの開発・販売を実現しました。現在も導入にあたり多くのお問い合わせをいただいている状況ですが、脱炭素化を迫られる商用車のニーズは業種や運搬形態、積荷内容により多岐にわたります。今後も持続可能な社会の実現に取り組む先進的な企業様と共に、ニーズに対応した車種やサービスの開発を通して、エコノミーとエコロジーを両立させる脱炭素化に貢献してまいります。

【folofly沿革】

2021年8月  京都大学国際科学イノベーション棟にてフォロフライ株式会社 設立

2021年10月 ファブレス生産による国内初の1トンクラス宅配EV車両のナンバーを取得

2021年10月 EV F1 VANの販売開始

2021年10月 SBSホールディングスが当社車両の1万台の導入を発表

2021年11月 JEEとバッテリー交換式設備を共同開発

2022年6月  自社開発2台目となる平ボディタイプ EV F1 TRUCKを発表

2022年7月  EV F1 VANが環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業補助金対象車両に認定

2022年9月  EV F1 VANが1トンクラス貨物EVとして国内初の緑ナンバーを取得、運行を開始

2022年9月  EV F1 VANが補助金対象車両に認定

2023年1月  シリーズA資金調達完了

2023年6月  F1シリーズに新車種横滑り防止機能、

      パーキングロックシステムチャデモ対応を標準装備とした

      F1VSとF1VS4、F1TSを発売

2023年6月  三井住友海上が支援する整備工場の全国組織

      「アドバンスクラブ」と車両整備における業務提携を開始

2023年7月  自社初となるPDI(Pre-Delivery Inspection)を神戸市で開始

2023年7月  フォロフライ F1シリーズが商用車の電動化促進事業補助金対象車両に認定

2023年7月  安全・安心な車両整備品質確立のため インターサポートと公式パートナーシップを締結

【会社概要】

社名 :フォロフライ株式会社

設立 :2021年8月3日

代表 :代表取締役 小間 裕康

資本金:1,108,991,000円(資本準備金含)

本社 :京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟

業種 :電気自動車の開発販売及び環境対応型インフラサービスの提供

連絡先:078-891-7117(代表窓口)