プレスリリース

Ramps株式会社、北海道上川郡東川町にedutainmentコミュニティ施設を建設

Ramps株式会社(所在地:北海道上川郡東川町、代表取締役:成尾 太希)は、edutainment(楽しみながら学ぶ)と銘打ったその地域ならではの体験ができるコミュニティの提供、および地域に訪れた際に宿泊できる施設を北海道上川郡東川町に建設し、サブスクリプションにて参加、利用できるサービスを開発しました。

メンバーが利用できる宿泊施設は隈研吾建築都市設計事務所が設計。2023年10月6日(金)10時からメンバーの先行募集を開始します。

【開発背景】

近年、世界中において経済成長を促す一方で、その過程では環境をはじめとしたあらゆる局面で歪みが生まれています。持続可能な未来を模索する中で、資本主義や消費社会などの「人間の作り上げた仕組み」が、その限界に直面しているのではないかとも言われています。このような状況下で、多くの人々が新たな視点で生活を見つめ直し、都市の喧騒ではなく地域コミュニティに本来の営みと価値を見出す動きが広がってきています。移住や二拠点居住がこれまでにないペースで増加していることが、その表れの一つと言えるでしょう。

【提供サービスと施設について】

Ramps株式会社は、地域における暮らしの中に、“地球の恵み”を“人のクリエイティビティ”によって無駄なく必要なものへと創り変える営みを見出し、これを多くの生活者に届けるサービスを開発。消費させるために競争して製品を生み出すような活動に違和感を感じている都市生活者を中心に、自然・風景・季節・人付き合い・創意工夫など、人の本質的な生きる営みとその価値を提供します。

また、地域生活者も、このサービスを通して都市部を含むさまざまなエリアの生活者と、人として本質的な活動を共有していくことで、自分たちの日常に潜む本来的な価値を再発見してもらえるのでは、と考えています。

更に、メンバーが利用できる宿泊施設の設計を建築家・隈研吾氏に依頼。サービス構想について「地域から地球の未来を再考するパーパスに共感した」とのことで思想が一致。コミュニティ活動ができるラウンジ、果樹園、庭、キッチン、カフェ、バーなどを兼ね備えた、人が交流することを支える、これまでにはない発想の施設が2025年春に完成します(予定)。

スケッチ:隈研吾氏

このサービスは、北海道上川郡東川町を最初の拠点として開始します。続いて第二拠点、第三拠点と随時日本中に拡大していく予定です。いずれは地域の本質的な活動を起点に、日本全体がこれから継続すべき暮らしの在り方を見出していけるような世の中を目指していきます。

【サービスの仕組み】

・Rampsが主催するサブスクリプション型の東川町コミュニティに参加。

・東川町の日常価値を体験できるイベントやツアーなどに随時参加できると同時に、テーマ性をもったedutainment要素満載のクラブ活動に参加することができます。

・クラブ活動は経験豊富なクラブマネージャーにより運営されます。活動期間は基本的には四季を体験できるよう1年間。

・コミュニティやクラブ活動参加のために現地の東川町を訪問することになります。宿泊代は部屋の種類や時期によって別途かかりますが、年12回宿泊する権利が付帯するサブスクリプションプランも用意します。

コミュニティとクラブについて

【先行募集について】

この度、このサービスに興味関心を持ってくださる方々に対して先行登録の受付を開始します。

先行登録をしてくださった方々には、正式発表前にクラブ活動の詳細情報、クラブマネージャーの詳細情報、隈研吾建築都市設計事務所が設計する施設の詳細情報などを随時提供していきます。また、アプリの立ち上げを予定しており、アプリ上でのコミュニティ参加も可能となりますので、アプリ開始に向けた先行情報などもお届けします。さらに抽選で宿泊施設のプレオープン時に利用できる宿泊券のプレゼントも行います。今の日常の暮らしに本質的な価値を織り込んでいきたいと感じているような方、そしてこのサービス自体が最終的に完成するまでのプロセスを共有して楽しみたいと思っているような方に、ぜひ登録をお願いしたいと考えております。

登録サイト: https://meet.ramps.jp

【今後の予定】

・2023年10月 先行募集開始

・2024年初頭 コミュニティ・クラブ活動スタート

・2025年春 宿泊施設プレオープン

・2025年初夏 宿泊施設グランドオープン

【問い合わせ先】

Ramps株式会社

広報担当: 原田桜子

E-MAIL : info@ramps.jp

【隈研吾建築都市設計事務所とは】

隈研吾建築都市設計事務所は、隈研吾氏を代表とする建築設計事務所です。

スタッフは海外も含めると300名を超え、30ヵ国以上で多岐にわたるプロジェクトを進行させています。

代表作として国立競技場、高輪ゲートウェイ駅、明治神宮ミュージアム、V&A dundee等があり、建築設計のみならず、デザイン監修、インテリアデザイン、ランドスケープ、パビリオン、家具、服飾、ファブリックのデザインまで手掛けています。

詳細: https://kkaa.co.jp/

【北海道上川郡東川町とは】

人口約8,600人。そのうち移住者が約5割にも上る東川町は、ひと言では言い表せない様々な魅力がある町です。まずは、北海道らしい大自然に囲まれた環境。町の総面積247.30平方キロメートルの7割は大雪山国立公園旭岳をはじめとする山林が占めており、散策やスノーハイク、キトウシの森でのキャンプなど、多くのアクティビティを楽しむことができます。また北海道屈指の米どころで、大雪山旭岳からの豊富な雪解け水で育った東川米の食味は全国でも評価されています。

日本五大家具産地である旭川家具の約30%を生産する地として知られており、市街地内の商店などには古くから取り組んでいる木彫看板が並んでいます。もちろん、1985年から「写真の町」として長年様々な文化を起点として取り組んでおり、世界に開かれた文化の香り高いまちづくりも魅力。

近年は、おいしくて雰囲気のいいカフェやレストラン、おしゃれなセレクトショップが増えており、まち巡りが楽しめるのも魅力のひとつです。

東川のことを知るには、まちなかにある複合交流施設「せんとぴゅあ」へ。ギャラリーでの展示や書籍を通じて、東川が大切に育んできた様々な文化に触れられます。

詳細: https://higashikawa-town.jp/

【Ramps株式会社とは】

「地域の価値を再考し、地球の未来へと先導する」をパーパスに2022年に創業したスタートアップです。創業後、エンジェルラウンドで個人投資家より約2億円を調達。パーパスに共感して集まったプロジェクトメンバーは、現在までに40名超。隈研吾氏を始めとする各業界のプロたちが集結し、地域コミュニティと繋がることを前提としたこれまでにない宿泊施設を、2025年春のグランドオープンに向けて準備中。

社名  : Ramps株式会社

代表者 : 代表取締役 成尾 太希

所在地 : 〒071-1423 北海道上川郡東川町東町1-7-18

設立  : 2022年7月

事業内容: ソフトウェア業、宿泊業

資本金 : 98,850千円

URL   : https://ramps.jp/