プレスリリース

「For JAPANプロジェクト」における畑敬三氏へのインタビュー:少子高齢化問題、子育てイメージの改善、若者のチャレンジ精神の重要性

絆ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 宜範)が運営する「For JAPANプロジェクト」では、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。

今回、株式会社ハタメタルワークスの 畑 敬三代表取締役のインタビューが10月18日(水)に公開されました。

【第2弾】株式会社ハタメタルワークスの代表取締役 畑 敬三が伝えたい考え「日本が抱える課題を他人に委ねず、自分ごととして考えてほしい」

株式会社ハタメタルワークス 畑 敬三代表取締役

■日本が抱える最大の問題は、少子高齢化。解決策は、子育てのイメージをポジティブにすること

日本が抱える課題として、やはり少子化は大きな問題だと感じています。これからも生産年齢人口は減っていくことが予想されており、若手人材の不足が深刻です。実際弊社においても、昔に比べて若手人材を採用することがだんだん難しくなってきました。

少子化をすぐに解決することは難しいものですが、若者が結婚して子どもを産めるような社会づくりは大切でしょう。最近はよく「子どもはいらない」という声も聞きます。経済的な理由も、もちろんあると思います。それに加え、テレビやネット上では「子どもがいると大変」というネガティブな意見が、多く取り上げられています。このネガティブなイメージが、子どもを持つことに対する抵抗の一因となっていると思うのです。しかし、私自身も子どもがいるのですが、子育ては大変さだけでなく、楽しみも多いものです。子育ての良い面を、もっと発信していくべきだと思っています。

さらに現代は共働き世帯が多いため、働きながら子育てがしやすいようなサポートを国が進めていく必要があります。特に出産をする女性へのサポートがもっと手厚くなれば、子供を持つことに対する意識も変わってくるのではないかと思います。

■若手社員が子育てやプライベートを楽しめる職場づくり

弊社としても、若手社員ができるだけ働きやすい環境づくりを意識しています。例えば、「残業を少なくする」「休みを増やす」「育児休暇の取得を推進する」といった取組を進めています。特に育児休暇の取得は、男性社員でも進んできました。会社の取組の影響かどうかはわかりませんが、弊社には結婚して子どもがいる社員が多くいます。社員にとって、子育てやプライベートにも良い影響が与えられる働き方となっていたらうれしく思います。

高齢化が進み、社会保障費も増大。このままでは取り返しのつかないことに

少子化と同時に高齢化も、日本の深刻な問題としてあります。高齢者の増加に伴い、社会保障費の増大が懸念されています。若者の負担は、さらに大きくなるでしょう。日本全体として財政もどんどん悪くなり、このままでは取り返しのつかないことになるのではないかという懸念を抱いています。日本の財政に問題が生じると、企業にも大きな影響が及びます。最悪の場合、ハイパーインフレにより倒産や人員削減など、従業員の生活が守れなくなってしまう重大な課題だと感じています。経営者に限らず、誰もが他人ごとにしてはいられなくなるでしょう。

■若い頃の失敗は必ず将来に活かされる。おそれずどんどん挑戦して

今後の日本は、今の若い世代が担っていかなければなりません。したがって、ぜひもっと積極的に、さまざまなことにチャレンジしてほしいと思っています。

今の若者は、どちらかというとクールなイメージです。例えば、「自分の仕事はここまで」と割り切って、殻を作っている印象を受けます。周りを見て自ら他の仕事もするというような積極性が、昔と比べると少ないような気はしますね。しかし、会社全体、社会全体を自分ごととして捉えてほしいのです。日本の問題や課題に対しても、自分なりの意見を発信したり、それに対する行動をしたりすることができるよう、日頃から意識することが大切だと思います。

若い時はたとえ失敗しても、回り道をしても、のちのち必ずその経験が活かされます。がむしゃらに行動するという経験をしながら、日本の未来を切り開いてほしいです。

■自分の頭で考える力を身につけてほしい

もう1つのアドバイスとして、「考える」ということを意識してほしいと思っています。人の意見を聞くことはもちろん大切ですが、自分の意思を持たなければ、他人に流されてしまいます。もし影響力がある人物が「子供は生まなくてもいい」「政治のことなんて放っておいていい」という発言をしたとして、それを何も考えずに鵜呑みにしてしまったらどうなってしまうでしょうか。

特に現代は、ネットで検索すれば、同じような考えの人がいくらでも見つかります。見たい情報がすぐに得られるので、どうしても自分の考えに沿った意見だけを採用して安心してしまうふしがあると思います。私もその1人です。そこで、「調べる→わかる→行動する」の間に「考える」という工程をひとつ挟むことで、違った結果が出るのではないかと思っています。人の意見に頼りすぎず、いろいろな考えを知った上で、自分の意思を強く持って行動してほしいです。

〈会社概要〉

法人名     : 株式会社ハタメタルワークス

代表者名    : 畑 敬三

企業ホームページ: https://www.hata-metal.co.jp/

所在地     : 大阪府東大阪市高井田16番8号

事業内容    : 産業用電池や電源装置、配電盤、

          車両機器で使用される銅製品製造

〈For JAPANプロジェクトとは〉

For JAPAN -日本の未来がココに-

For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え“日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN -日本の未来がココに-』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN -日本の未来がココに-』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。

・番組見逃し配信        : https://youtube.com/playlist?list=PLFv6b8aodEYWpP5pqGBlWMgNZh1pb9NW2

・For JAPAN公式ホームページ   : https://forjapan-project.com/

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