プレスリリース

京都機械工具株式会社(KTC)が歯科医療向けの新製品を発売

総合ハンドツールメーカー京都機械工具株式会社(KTC)(京都府久世郡久御山町/代表取締役社長 田中 滋/証券コード5966)は、インプラントをはじめとする歯科医療に関わる機器の製造販売を行う「KTCメディカル」において、『歯科用インプラント手術器具 トルクラチェットレンチプラス』を発売いたしました。

歯科用インプラント手術器具 トルクラチェットレンチプラス

※「トルクラチェットレンチプラス」は、医療従事者の方(医師、歯科医師、歯科技工士等)のみが使用するものであり、一般の方への販売は行っておりません。

■トルクラチェットレンチプラスについて

・なぜこの製品が必要なのか?

~インプラントにおけるオーバートルクの弊害~

アバットメントスクリューや技工スクリューの締め付けは規定トルク内で締め付ける必要があります。締め付けトルクがオーバーすると、ネジ山の一部が変形し、本来の強度や性能が得られません。ネジ変形を防ぐためにもオーバートルクによる弊害は避けなければいけません。

そこで重要なのが「トルクレンチ」による締付トルクの見える化です。KTCが自動車整備業界での専用工具開発で培ってきたトルクレンチの開発製造における知識や経験を、歯科医療の分野にも展開し、より精密で正確な医療提供をサポートします。

・製品特長

~一本でどのインプラントシステムにも対応!~

従来のトルクラチェットレンチに比べ、ヘッドがコンパクトになり、柄はロング仕様に改良。さらに使いやすくなりました。また、お手持ちの全てのコントラ用ハンドピースバー(CAバー)と接続可能です。(別売・オプション レンチアダプタ)

<歯科用インプラント手術器具>

一般医療機器 販売名: トルクラチェットレンチプラス

医療機器届出番号  : 26B3X10009230001

製品詳細ページ   : https://medical.ktc.jp/specification/trq-wrenchplus/

■KTCメディカルについて

KTCメディカルは2012年7月1日に医療機器の製造販売業の許可及び製造業の登録(薬事業許可)交付を受け、保有するデジタルトルク計測技術をベースに歯科医療分野での製品開発・販売を開始しました。

2013年に発売した歯科用インプラント手術器具「newton-1」をはじめとする様々な歯科用インプラント手術器具を、開業医だけでなく歯科大学へも導入され、インプラントの「トルク管理」に対して広く活用いただいております。

歯科医療でのチェアサイド及びラボサイドにおける「締付け管理」の問題を防ぎ、施術品質向上とリスク回避を実現し、患者様の生活品質の向上をサポートしてまいります。

医療機器製造販売業許可証:許可番号: 26B3X10009

医療機器製造業登録証  :登録番号: 26BZ200052

●関連するニュースリリース

2015/06/01 KTCが日本歯科大学附属病院と共同研究契約を締結

      https://ktc.jp/news/60255

■KTC・京都機械工具株式会社とは

1950年創業以来、主に自動車整備用工具の開発・製造・販売を中心に発展したハンドツールメーカー。自動車整備だけでなく、機械整備やインフラ点検、DIYなど様々な整備作業や修理作業をサポートするツールを提供しています。

おかげさまで73周年を迎えた今も、多くのプロフェッショナルメカニックにご支持いただき、国内のみならず世界各国でご愛用いただいているハンドツールブランドです。

コーポレートサイト: https://ktc.co.jp/