BS松竹東急<BS260ch・全国無料放送>は、毎週日曜日に【日曜ゴールデンシアター】として、演劇、ライブ、ブロードウェイ・ミュージカルなど多彩なラインアップをお届けしています。
この度、吉幾三デビュー50周年を記念して、10月29日(日)夜7時から『吉幾三デビュー50周年!吉幾三45年間、ありがとう~ファイナルコンサート~』を放送いたします。デビューから45年間走り続けてきた吉幾三は、すでにテレビやラジオでの活動中止を発表していました。番組は2018年3月東京ティアラこうとうで行われたファイナルコンサートの模様を完全収録した映像となっています。笑いあり、泪あり、感動あり、吉幾三の世界にどっぷり浸れる、まさに永久保存版コンサートを全国無料放送でお届けいたします。
吉幾三スペシャルインタビュー:番組の魅力や今後の活動について語る
<吉さんのコンサートは演歌のコンサートというよりも、まるで“歌謡ショー”のようでとても楽しめます。コンサートへのこだわりについて教えてください>
“歌謡ショー”とはいい表現ですね。私は人の歌を歌うのは大好きですし、演歌、歌謡曲など歌う曲目も自分で構成しています。毎日メンバーから新鮮なネタももらい、自分の歌だけでなくエンターテインメントとしてステージを演出していることで、コンサートを見ている人に面白さを提供できているのではないでしょうか。バンドのメンバーも個性豊かな人ばかりですが、音の面でも現場で細かい調整ができるのが生バンドの良さだと思います。
いろんな人たちのジャンルの歌を歌うことからも、確かに“歌謡ショー”という表現が合うかもしれませんね。
最近はコンサートのお客さんも40代をはじめ若い人が増えてきています。ステージは私も楽しいし、お客さまも楽しくなければいけないと思いますから、お客さまが満足していただけるようにこだわり続けています。
いろんな人たちのジャンルの歌を歌うことからも、確かに“歌謡ショー”という表現が合うかもしれませんね。
最近はコンサートのお客さんも40代をはじめ若い人が増えてきています。ステージは私も楽しいし、お客さまも楽しくなければいけないと思いますから、お客さまが満足していただけるようにこだわり続けています。
<芸能生活をここまで続けて来られた秘訣は、何だったのでしょうか>
私の人生では、千昌夫さんとの出会いが大きな転換点となりました。千さんから歌手として色々なアドバイスを頂くことができました。また家族やバンドのメンバーなど、人に恵まれてきたことが大きいですね。それしかないような気がします。ファンをはじめ自分と関わったすべての人に感謝しています。感覚としては忙しくてあっという間の45年でした。
<今年3月から芸能生活51年目を迎えましたが、今後について教えて下さい>
歌謡曲も演歌もなくしてはいけないと思います。歌手の方はなるべく日本語の歌詞で歌ってもらいたいです。今、私は歌謡曲も演歌も作って他の歌手の方に歌ってもらっていますが、私個人としては来年はエレキギターに挑戦して、新しい姿を皆さまに見せたいと思っています。エレキを使用してフルバンドと一緒にロックでもない、演歌でもない新しい世界を表現したいですね。
<吉さんの楽曲作りのこだわりを教えて下さい>
今は頼まれて曲を書くことも多いです。その時は必ず歌手本人に「自分は何を歌いたいか」を尋ねます。
アーティストに合う歌を作るのではなく、アーティストが歌いたい歌を作れるように努めています。
楽曲作りでは、やはりメロディを作るのが難しいです。いいなと思うと「あれ、どこかで聴いたことあるな?ほかの歌手のメロディにあった」なんてこともあります。ですから、詞よりもメロディのほうが怖いです。提供したアーティストさんからは「吉メロディ」といっていただけるのは大変ありがたいです。ですから渡す寸前、渡してからもこだわりは続きます。弟子の歌手に渡した曲はトラックダウンした後にも取り直したことがあります。あれはもう出す寸前でした。やはり自分が納得したものにならないと嫌ですね
アーティストに合う歌を作るのではなく、アーティストが歌いたい歌を作れるように努めています。
楽曲作りでは、やはりメロディを作るのが難しいです。いいなと思うと「あれ、どこかで聴いたことあるな?ほかの歌手のメロディにあった」なんてこともあります。ですから、詞よりもメロディのほうが怖いです。提供したアーティストさんからは「吉メロディ」といっていただけるのは大変ありがたいです。ですから渡す寸前、渡してからもこだわりは続きます。弟子の歌手に渡した曲はトラックダウンした後にも取り直したことがあります。あれはもう出す寸前でした。やはり自分が納得したものにならないと嫌ですね
<11月22日に50周年コンサートのDVDがリリースされますが、見どころを教えて下さい>
50周年コンサートでは、「酒よ」を台湾語と二胡の演奏で歌っています。台湾の有名な歌手が「酒よ」をコンサートで歌っているのを見て、自分も歌ってみようと思いました。台湾に行って歌ったのですが、4千人の観衆が合唱し始めて、最後は自分も感動してしまいました。50周年コンサートは、そのエピソ‐ドから始まって、日本語と台湾語で「酒よ」を聴いて頂く流れになっています。もう一つはウクライナを思って作った「天空へ届け」という平和を願う歌を最後に歌っています。平和を願う歌はこれからも作り続けていきたいです。「WE ARE THE WORLD」みたいに、日本の歌手みんなで歌えるようになればいいなと思っています。将来実現できればいいなと、これが今の願いですね。
※11月1日 CD「全曲集~昭和の背中~」、11月22日「吉幾三50周年ファイナルコンサート」の模様を収めたDVDが発売。
■放送情報 「吉幾三デビュー50周年!吉幾三45年間、ありがとう~ファイナルコンサート~」 10月29日(日)夜7時~夜9時
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