障がいのある方が絵を描くことを仕事としている就労継続支援B型iroasobiでは、この度障がいのあるアーティストたちによる初の「絵の展示会2023」を令和5年11月22日より開催いたします。
この機会にぜひiroasobiの活動を広く知っていただきたいと存じます。
【「障がいのあるアーティストたちによる絵の展示会2023」概要】
主催 :就労継続支援B型iroasobi(株式会社ティーサービス)
連絡先 :054-654-3516(榊原 太田 吉澤)
静岡市駿河区曲金6-11-19
展示会タイトル:障がいのあるiroasobiアーティストたちによる
絵の展示会2023
展示会開催日 :令和5年11月22日(水曜)~11月25日(土曜)
11:00~16:00
展示会開催会場:ギャラリー悠
静岡市葵区鷹匠2-6-17
【就労継続支援B型iroasobiのご紹介】
●事業所紹介
iroasobiは障がいがある方が絵を描くことを仕事とする就労継続支援B型の事業所です。お題として出されたテーマや、その時に自分が描きたいと思ったものを思い思いに絵で表現をしています。描いた絵は、タオルハンカチに刺しゅうをして商品として販売しています。そのため、所属している利用者様は、iroasobiブランドの“タオルハンカチアーティスト”として活躍しています。
●アーティスト(ご利用者様)
現在、32名のアーティスト(ご利用者様)が所属しています。(精神障がい24名 知的障がい8名)iroasobiの仕事である絵を描く作業は、静かな環境にて個々で取り組め、コミュニケーションを主としません。そのため心に不安を抱えている方の居場所として選ばれ結果多くの精神障がいの方が所属しているのが特徴です。実際に作業中はイヤホンで外の音を遮断している方もいらっしゃいます。また、在宅支援も取り入れており、家から出ることが困難な引きこもりの方や公共の交通機関を使うことを苦手とする方なども利用しています。感じたまま自分らしく表現をすることができる絵は、障がいの有無関係なくできるためアーティストたちは生き生きと活動をされています。
<年齢や男女比>
男性9人(20代4人、30代4人、40代1人)
女性23人(20代11人、30代8人、40代4人)
<通所と在宅>
在宅23人/通所9人
●タオルハンカチ
iroasobiが作っているハンドタオルは、アーティストが描いた絵の雰囲気をそのままに、タオルハンカチに刺しゅうしています。ハンカチを収めているケースにはアーティストが描いた絵も入れ“絵を楽しむ”ことを大事にしています。
●会社紹介
<株式会社ティーサービス>
iroasobiの他、多機能こころ彩(就労A型・B型)と就労継続支援B型まめったいを運営しています。
こころ彩やまめったいの施設外就労先には、「本格讃岐うどん こころ彩」があり、飲食店の厨房やフロア、シフォンケーキ製造(うどん粉シフォン)部門でたくさんのご利用者様が活躍しています。iroasobiのタオルハンカチは飲食店のこころ彩で販売しています。
「本格讃岐うどん こころ彩」静岡市駿河区高松2576
【絵の展示会2023】
●初の展示会開催
<開催の理由>
設立(令和3年5月)当初より、アーティストの作品をたくさんの方に見ていただきたいと思っておりました。より多くの方に見てもらうことで絵を描いているアーティストたちが、やっている仕事を誇りにおもい、モチベーションの向上や仕事の継続につながると考えました。
所属のアーティストのご家族や知人だけでなく、今まで障がい者に触れてこなかった人にも活動や成果をみていただきたいとおもいます。また今回の展示会を通じて普段の活動を知っていただくきっかけになってほしいとおもいます。
●アーティストたちの声
今まで一生懸命作品制作に取り組んできたので、その成果をたくさんの方に見てもらえると嬉しいです。
絵そのものを展示し販売することは初めてなので、新しい自分の可能性を見つけられそうでモチベーションが上がります。今から展示会の開催がとても楽しみです。
●展示会と普段の制作活動
iroasobiはタオルハンカチに刺しゅうされるデザインを描くことが普段の業務です。描く題材やテイスト書き方は自由ですが、絵には制限もあります。例えば、刺しゅうでは細かい表現が難しい、背景を自由に描くことができない、色の種類もあまりに多いのは難しい、などです。
今回は、「タオルハンカチへの刺しゅう」という制限を取っ払い、アーティストが描きたかったことを表現してもらいました。
<タオルハンカチ 一部紹介>