プレスリリース

SNSとテクノロジーで歴史教育の進め方について投票結果を発表

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「歴史教育は古い方から新しい方へと進むべきか、新しい方から古い方へと進むべきか?」というイシュー(課題)について10月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。

投票の詳細

イシュー(課題):歴史教育は古い方から新しい方へと進むべきか、新しい方から古い方へと進むべきか?
https://surfvote.com/issues/q0bb3u5izg68
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年8月14日〜10月31日
有効票数:65票

イシュー発行の背景

ドイツを統一したビスマルクは、「自分の経験から学べると思っているのは愚者だけだ。私は自分の失敗を避けるために、他人の経験から学びたい」と語ったという。ここから、日本では「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とよく言われる。では、歴史をどう学んだらよいのか。
歴史教育は普通、古い方から新しい方へと進んでいく。その過程で多くのことを覚えなければならないとすると、その分、歴史の流れをつかむのが難しくなる。逆に、新しい方から古い方へと進む方法もある。そこでは、「なぜそうなったのか」という疑問から始まり、一つの疑問が解けると、別の疑問が生まれ、それが分かると、また別の疑問が生まれることになる。つまり、「なぜ」「なぜ」が続く連続的な探求構造である。この方が歴史の流れがつかみやすいかもしれない。ただし、大雑把な流れではある。
どちらの方法が、学校における歴史教育としてふさわしいか。

投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)

歴史教育は古い方から新しい方へと進むべき 29.2%

この方法でしか、学校では勉強したことないが、古い方から新しい方へ進む方がいいと思います。時系列がちゃんとしていた方が覚えやすいと思うので。

歴史教育は新しい方から古い方へと進むべき 24.6%

結果から原因を学んでいく方が面白いと感じる。

歴史教育には古い方から新しい方へと進む方法とその逆の方法を混在させるべき 43.1%

混在したほうが、色々なことを疑問に思い、調べて学ぼうという意欲が沸くと思います。

その他 0%

わからない 3.1%

このイシューを書いたオーサー 小宮信夫氏

立正大学教授。社会学博士。日本人として初めてケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科を修了。国連アジア極東犯罪防止研修所、法務省などを経て現職。「地域安全マップ」の考案者。警察庁の安全・安心まちづくり調査研究会座長、東京都の非行防止・被害防止教育委員会座長などを歴任。代表的著作は、『写真でわかる世界の防犯 ――遺跡・デザイン・まちづくり』(小学館)。NHK「クローズアップ現代」、日本テレビ「世界一受けたい授業」などテレビへの出演、新聞の取材(これまでの記事は1700件以上)、全国各地での講演も多数。公式ホームページとYouTube チャンネルは「小宮信夫の犯罪学の部屋」。

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Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 https://polimill.jp